療育の心理士の頃、
ある自閉っ子Aくんのママの
言葉が忘れられません。
支援学級に行ったら
おしまいです!
という言葉です。
自閉症スペクトラムの診断があり
こだわりや不安は強かったAくん。
知能検査では平均的な数字でした。
知能だけ見れば普通級が適応の数字です。
だけど不安の強さと
こだわりと社会性を見ると
教育委員会も病院も支援者も
「支援学級」が
本人のびのびと学校生活を送れる。
と考えていました。
しかしママとしては、
支援学級に行ったらおしまいです!
普通級には戻れない。
障害者として生きていくことになる!
支援級では小3までの教科書の内容
しか教えてもらえないって説明がありました!
絶対に行かせたくないと
と普通学級を希望されていました。
その不安もわかります。
ただ、
専門家としてもいち支援学級ママとしても
言いますが、
支援学級に行ったからといって
おしまいになることはまずないです。
おしまいになると言うことは
まずないですとママにも告げ
一番大事なのは「自信」です。
話しました。
「低学年のうちはとにかく
自信をつけて欲しい。」
「自信が失われない場所はどこか?で選んで欲しい。」と
お伝えしました。
結果、Aくんは普通学級に行かれましたが、
私たち支援者は療育施設を
卒業したお子さんに
こちらから連絡とれるわけでもなく
どうしたかなぁっと気にすることしかできません。
小学校に上がった子どもたちやママが
どうしているか気になるけど
支援をすることも
ママと話すこともできない。
とっても葛藤していました。
しかし、今は違います!
発達科学コミュニケーショントレーナーとして
未就学はもちろん、小学生も中学生のママに
「自信」を脳科学で授けるコミュニケーションを
お教えしているからです。
普通級でも支援級でも家庭学習でも
場所はどこでもいい!
自信さえ失わなければ。
と心から思います。
じゃー自信ってどう作るの??
それは学校任せではできません。
お家のママの声かけで授けられるのです^^
自信を育てる声かけに
ついてまた次回お話ししますね!