おうち療育

発達障害の子の放課後等デイサービス選びで悩んだ私がたどり着いた「わが子の脳が育つ方へ」という考え方

2026年6月19日

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安心して預けられると思っていた放課後等デイサービスで見えてきた発達障害の息子のSOS。私が「わが子の脳が育つ方へ」という視点にたどり着いた体験談です。

とにかく放課後等デイサービスを見つけたかった


私には、発達障害(自閉症と中度知的障害)のある息子がいます。


年長の春になると、就学相談や学校見学など、小学校入学に向けた準備が一気に始まりました。


同じ頃に考え始めたのが、放課後等デイサービスです。


「人気の事業所はすぐ定員が埋まる」


そんな話を聞いていた私は、とても焦っていました


当時は年少の弟との兄弟げんかが絶えず、弟に手が出てしまうことも。


家の中で2人を見る毎日は正直大変で、


「とにかく預かってもらえる場所を確保したい」


という気持ちが強かったのを覚えています。





もちろん支援内容も確認しましたが、その頃の私は、

早く決めなきゃ

という気持ちでいっぱいでした。


そんな中、発達支援の考え方に共感できる放課後等デイサービスに出会い、小学校入学と同時に利用を始めることができました。


「これで安心できる」


私はホッとしていました。

通い始めてから見えてきた発達障害の息子のSOS


ところが、利用を始めて1か月ほど経った頃から、少しずつトラブルが増えていきました。


実はわが家は、小学校入学と同時に引っ越しもしていました。


新しい家。


新しい学校。


新しい放課後等デイサービス。


今思えば、息子にとって大きな変化が一度に押し寄せていたのだと思います。


デイサービスの日数を減らしたり、夏休みに入ったことで落ち着いたりしたものの、2学期が始まると再び他害が増えていきました。


そんな中、デイサービスの先生との面談で聞いた言葉は今でも忘れられません。 


・お友達とすれ違うだけで叩いてしまう

・先生を噛んでしまう

・息子のことを怖がっているお友達がいる

・集団活動中心の環境は、まだ息子には難しいかもしれない


私は大きな衝撃を受けました。


家では以前より落ち着いて過ごせる時間が増えていました。


だから私は、

「少しずつ成長している」

と思っていたのです。


まさか放課後等デイサービスでそこまで頑張り続けているとは想像していませんでした。


「息子はこんなに頑張っていたんだ」

「私は息子の負担に気づけていなかったんだ」


申し訳なさでいっぱいになり、涙が止まりませんでした。

「わが子の脳が育つ方へ」という言葉が私の視点を変えた


これからどうしたらいいのだろう。


このまま通い続けた方がいいのだろうか。


でも、せっかく入れた放課後等デイサービスを辞める決断も簡単ではありませんでした。


そんなふうに悩んでいた時に思い出したのが、発達科学コミュニケーションで学んだ

「わが子の脳が育つ方へ」

という言葉でした。





私は自分に問いかけました。


「今の選択は、本当に息子の脳が育つ方へ向かっているだろうか」


振り返ると、最初に放課後等デイサービスを探していた時の私は、

「定員になる前に決めたい」

「預かってもらえる場所を確保したい」

という気持ちが強くなっていました。


もちろん親の負担を減らすことも大切です。


ですが、その時の私は、

「息子の脳が育つ環境かどうか」


という視点が抜けていたことに気づいたのです。


その気づきは、私の放課後等デイサービス選びの基準を大きく変えました。

選ぶ基準を変えたらわが子に合う放課後等デイサービスに出会えた


私は利用していた放課後等デイサービスを見直すことにしました。


そして1年生の終わり頃、改めてデイサービス探しを始めました。


以前との違いは、見るポイントでした。


先生の人数や活動内容だけではなく、


「ここで息子は安心して過ごせるだろうか」


「ここで息子の脳は育つだろうか」



という視点で見学するようになったのです。


支援級で集団活動を頑張っている息子。


学校でたくさんエネルギーを使っている分、放課後は好きなことを楽しみながら過ごせる環境の方が合っているかもしれない、と考えるようになりました。


そして見学を重ねる中で、ある放課後等デイサービスを訪れました。


そこでは、それぞれ好きな活動に取り組んでいる子どもたちの姿が印象的でした。


お絵描きをする子。


スタッフさんと会話を楽しむ子。


景色を見ながらゆったり過ごす子。


私はその様子を見ながら、


「みんなが同じことをするのではなく、一人ひとりが安心して過ごしているんだな」


と感じました。





学校で頑張っている息子には、放課後まで頑張る場所ではなく、安心してエネルギーを回復できる場所が必要なのかもしれない。


そう思えたのです。


そして私は、息子を温かく受け入れてくれるその放課後等デイサービスに通うことを決めました。

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発達障害の子の放課後等デイサービス選びで気づいた大切なこと


今の放課後等デイサービスに通い始めてから、息子は好きな活動を楽しみながら過ごしています。


私自身も安心して送り出せるようになりました。


今回の経験を通して実感したことがあります。


放課後等デイサービス選びでは、環境が整っていることや活動内容が充実していることも大切です。


ですが、それ以上に大切なのは、

「今のわが子に合っているか」

という視点でした。


ある子にとって良い環境が、別の子にも良い環境とは限りません。 


発達障害の子どもたちは、一人ひとり感じ方も育ち方も違います。


だからこそ、

「評判が良いから」

「人気があるから」


ではなく、

「今のわが子に本当に合っているだろうか」

と立ち止まって考えることが大切だと感じています。





私自身、放課後等デイサービス選びを通して、

「わが子の脳が育つ方へ」

という判断軸を持てるようになりました。


家庭でも学校でも放課後等デイサービスでも、私の判断軸は変わりません。


これからも息子が安心して挑戦できる環境を選びながら、一歩ずつ成長を応援していきたいと思います。

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