ボール転がしあそびで育つチカラ
注目する力が育つ

ボールの動きを「目で追う」体験で、見る力が育ちます。
この見る力は「共同注意(同じものを一緒に見る力)」につながり、ママが指さした先を一緒に見られるようになると、「これが○○なんだ!」と単語の習得がグッと進みます。
ことばの土台をつくる第一歩です。
たのしく遊ぶコツ
動くものを目で追って「見る力」を育てる
100円ショップなどで売っているゴムボールを床に転がしてキャッチボールしたり、やさしく投げ合ったりして、目で追う体験を増やしていきましょう。
動くものを何度も一緒に見るうちに、少しずつ「見る力」が育っていきます。
なかなかボールを見ない場合は、無理に注目させようとせず、向かい合ってやさしくやりとりをするのがコツ。
手を伸ばしてきたり、笑顔がでてきたらチャンスです!
ほめることばをかけながら、成功体験を積み上げていきましょう。
共同注意が育つと、ママが「見てみて!ねこだね!」と指さしたときに、猫を見るようになります。
そうすると、「これが猫なんだ!」と子どもはわかる単語が増えていきますし、ことばも教えやすくなっていきます。
ことばを伸ばすポイント
「見たまま実況」で体験とことばをつなげる
あそんでいる最中に「ころころ転がったね」「ぶつかっちゃった」などと、子どもの目線に合わせて実況中継をしましょう。
反応がなくても大丈夫。
聞こえている言葉が、体験と結びついて少しずつ理解されていきます。
また、あそびのなかで「ボール、どうなるかな?」などと少し間をあけてみると、子どもが自分で見ようとする瞬間が生まれます。
「ボール、いったね〜!」と笑顔で返してあげると、子どもは「ことばをかけられる心地よさ」を体験できます。
声かけは、シンプルに・たのしく・繰り返しがカギです!
応用アイディア
「目で追う体験」は、ボール以外にも、スロープおもちゃ、後ろに引くとビューンと走る車のおもちゃ、ペットボトルに水とビーズを入れたもの、100円ショップのオイルタイマーなどでも応用できます。
また、ガムテープを転がしたり、ふわふわの布をひらひら落としたりすることもおすすめです!
ポイントは、ゆっくりしたスピードで、目で追いやすくすることです。
成長のきろく

(3歳 けんたくんのママ)
くるくるチャイムに夢中です。
以前は入れるだけでしたが、今は「3・2・1・ゴー」と言うと一緒に見てくれるようになりました。
目が合う時間も増えてきて、5個から増えなかった単語が、今では4カ月で30個以上に増えました。






