「なんで眉ちゃんだけ送ってもらえて、僕はバスなの?」
2年前、眉子は保育園でほほえみ太郎は幼稚園だった。
小学校に入った今も、支援学級なので私か主人が送っているので、「僕も送ってもらいたい。お姉ちゃんだけずるい。」と言ってくれる。
そう、ほほえみ太郎は良くも悪くも口が達者。きちんと想いを言葉にできるのはかなりありがたいことに思う。言ってくれてありがとう。男の子って幼稚園バス好きかと思ってた。
できるだけ応えたいけれど、去年一年は眉子を小学校まで送りすぐに仕事に行かないと間に合わなかったから、おばあちゃんが自転車で送ってくれたりしていた。私も休みは送って行ったし、どうしても送って欲しいと言うときは仕事に遅刻したここともあった。
この休校期間でだいぶ大事なことが見えた。子育てに腰を据えることで成長を感じられるようになった。何より私が穏やかになったのではないかと思う。(主人にはそうでもないと言われそうだが 笑)
今朝の連続テレビ小説でお父さんが死んでしまい子どもが泣くシーンがあり、主人がほほえみ太郎に「パパが死んだらどうする?」なんて聞いたら、「パパのスマホどうするの?」って聞いていた。(欲しいそうです。。)でもその後、「眉ちゃん送っていかなきゃだね。」なんて言っていた。
来年は小学生になるほほえみ太郎。支援学級にお姉ちゃんがいるってどんな気持ちなのだろう。
支援学級のことを少し話したら、「人数多くて入れなかった子が入るところでしょ。」と答えるほほえみ太郎。
「手助けがあった方がぐんと成長できる子たちがじっくり自分のペースでお勉強するところ」なんて説明したけどわかりづらかったよなぁ。
物理的に一人っ子時間も意識しているけれど、「あなたを見てますよー。」オーラを気をつけて出すようにしている。話しかけてくれたら目を見るとか笑うとか。とはいえ口で言うほど簡単ではなく意識しないとできていないことが多い。
伝わって欲しいなぁ。決してお姉ちゃんだけじゃないこと。
母の修行は続くよ、どこまでも。