インタビューあそびで育つチカラ
会話のキャッチボールが身につく

一方的に話してしまう子どもには、会話の順番や相手への意識を育てることが大切です。
インタビューあそびでは、「聞く→答える→質問を返す」のシンプルなやりとりを繰り返すなかで、気持ちの切り替えやことばの調整力が育ちます。
たのしみながら、会話の基本を浸透させていきましょう。
たのしくあそぶコツ
「やりとりってたのしい!」を積み重ねよう
まずは「好きな食べものは?」「好きな色は?」など、答えやすい質問から始めましょう。
子どもが混乱しないよう、質問の内容は短く・具体的に・選びやすいものを意識することがポイントです。
「じゃあ今度はママに聞いてみて〜」と交互に質問を繰り返すことで、自然と会話の順番が身についていきます。
目を合わせるのが苦手な子どもには、表情やジェスチャーでのやりとりもOK。
「伝える・聞くってたのしい!」という体験を積み重ねることが、自然な会話力につながっていきます。
ことばを伸ばすポイント
ヒントで「言えた!」を引き出す
会話の順番を意識できるよう、「次はママに聞いてみてね」と声かけをしましょう。
答えづらそうなときは、「すべり台? ブランコ?」などと選択肢を提示してサポートを。
答えられたら、「ありがとう、聞いてくれてうれしいな!」と返すことで、子どものなかに「聞くこと・伝えること」への心地よさや安心感が育ちます。
話す順番がわからない場合には、おもちゃのマイクや手をマイク代わりに使うなどして、「マイクを向けられた人が話す」という目で見てわかるルールを採用してみましょう。
応用アイディア
「インタビューあそび」は家族とたのしむだけでなく、保育園や療育の場でも活用できます。
「誰と食べた?」「最初にあそんだ遊具は?」など質問カードを用意しておくと、子どもが自分で質問を選ぶ練習になり、自立した会話力の基礎づくりに役立ちます。
慣れてきたら、少し長めの質問や感想を言う練習にもチャレンジしてみましょう。
成長のきろく

(年長Nくんのママ)
インタビューごっこを続けるうちに、相手の話も聞けるように。
今では「次はじいじの番!」と、自分から会話の順番を意識できるようになってきました。






