
発達科学コミュニケーションを2021年よりスタート
たろうくんママ
①発達科学コミュニケーションを始める前、どんなことに困っていましたか?
自分の興味のある話ばかりで、会話が一方通行になることが多かったです。
「今日、何したの?」
「どうしてそんなことしたの?」
と聞いても、
「わかんない」
「忘れた」
と答えることが多く、
「さっきのことなのに、忘れるわけないでしょ」
「ちゃんと答えてよ」
とイライラして、何度も聞いてしまっていました。
そして一番困っていたのが、嫌なことや困ったことがあると、ことばで伝えるより先に手が出てしまうこと。
園からトラブルの報告を受けるのはほぼ毎日。
職場に電話がかかってきて、仕事を早退して迎えに行くこともありました。
職場の電話が鳴るたびに、「また何かあったのかな…」と緊張し、周りの方々に謝る毎日に疲れきっていました。
家に帰ってからは、毎日のように反省会。
「今日は何があったの?」
「どうして手が出たの?」
「嫌だったら、ことばで言えばいいんだよ」
優しく伝えても繰り返すと、今度は怒って伝える。
「何度言ったら分かるんだろう」
「どうしたら伝わるんだろう」
私も必死でした。
ことばが不明瞭で、先生やお友達にうまく伝わらないときには、私が間に入って、「〇〇って言いたいんだよね」と代わりに伝えることも多かったです。
「私がいないと、この子の言いたいことは伝わらないんじゃないか…」
「いつまで私が間に入らなきゃいけないんだろう」
園では加配の先生と過ごすことが多く、お友達と一緒に遊ぶ姿もあまり見られませんでした。
「この子もいつか、お友達と一緒に遊べるようになるのかな」
そんな不安がありました。
② 発達科学コミュニケーションを始めて、ママの関わり方はどう変わりましたか?
一番変えたのは、笑顔で「できていること」に注目すること。
できていることを見つけたら、ことばだけでなくジェスチャーも使いながら、肯定の声かけをコツコツ続けました。
とはいえ、最初からすぐに変われたわけではありません。
「みんなと一緒に活動してほしい」
「普通にしてほしい」
「これくらいできて当たり前」
そんな自分の「当たり前」から抜け出せず、葛藤することもありました。
それでも発コミュを学んだことで、迷ったときに立ち返れる場所ができました。
「できていないことを直さなきゃ」ではなく、
「今、この子ができていることは何だろう?」
「じゃあ、ここからどうしていこう?」
と考える。
迷っても、またそこに立ち返って、できていることを肯定する。
その関わりを少しずつ積み重ねてきました。
その結果、ことば・会話・人とのやりとりはどう変わりましたか?
一番大きく変わったのは、
自分の気持ちを、自分のことばで伝えられるようになったことです。
以前は嫌なことや困ったことがあると、ことばより先に行動に出たり、手が出たりしていました。
私が間に入って代弁することもたくさんありました。
それが少しずつ、
「クールダウンしたいです」
「折り紙したいです」
「疲れたから帰りたいです」
「トイレに行っていいですか?」
と、自分がどう感じているのか、どうしたいのかを、自分のことばで伝えられるようになりました。
そして、人とのやりとりも変わっていきました。
発コミュをスタートして5年。
ことばもコミュニケーションも、息子は別人級に成長してくれました。
仲の良いお友達も増えて、
「僕たち大親友なんです」
と言ってくれるお友達までできています。
あの頃、「この子もいつか、お友達と一緒に遊べるようになるのかな」と心配していたことを思うと、本当に大きく成長したなと思います。






