自閉症なので過敏なのは、当然だと思っていました。
シャワーで大泣き。
そうよねぇ、人一倍チクチクするのよね〜。と手桶で髪を流す日々。
(でもスーパー銭湯は自分でザーザーシャワー浴びるのよね)
服のタグは全部切ってしまう。
タグがないので、保育園用の服はみんな直に名前を書く。
(ちょこっとカッコ悪いけど、別に支障はないしね)
もっともっと過敏エピソードはあるのですが、生活に深刻な支障があるわけではないので、‘自閉ちゃんなので仕方ない’と思っていました。
ただ最近HSC(Highly Sensitive Child)ひといち倍敏感な子どもについての本を読みまして、目からウロコでした。
HSCは診断でも病名でもありません。
子どもは自分の感じている状況について大人のように説明できない分、しんどい思いをし癇癪や行動でしか表現できないことも多いそうです。
眉子(長女)も、自閉症の過敏というよりも、このHSCの敏感さで説明した方がしっくりくることばかりでした。
◆小さなことにすぐ気付く(時にはこだわり泣く)
◆母親が声に出さずとも心の内を察し、その物を持ってきたりする
◆感受性豊か
◆未来を予知する
◆死んだじいちゃんが見えると言う
◆疲れやすい
◆寝つきが悪い
◆ユーモアがある
ふむむ新しい視点なり。
面白いと思ったのが、親が敏感ではないと、敏感すぎる子どもの理解が難しくなる事があり、親も敏感であると苦労がわかる分過干渉になる可能性があるとのことです。
子ども✖️自分 をよく知ろう!
簡単ではないですが、気持ちが楽になることも多いように思います。
私は敏感さもあるけれど大雑把なので、眉子がしょっちゅう泣いていた2〜3歳が本当にしんどかったです。
いずれにせよ、生きづらさや自信のなさにならないように大人がサポートしてあげる必要があります。
具体的に眉子にできることは、
①気持ちを受け止める
②気持ちに気づけるようにしてあげる。
③気持ちに名前をつけてあげる。(例:ドキドキするね、イライラしちゃうね)
それを経て、癇癪ではなく表現(言葉でも、手話でも、書字でも伝わればよし)できるようになると良いなと思います。
また、本にもありましたが、‘敏感すぎる’を‘才能’として生かしてゆく。
一緒に本人が楽しい!好きだ!と思えること探し、それを続けることできるようにしてあげたいです。
敏感であっても、障害があっても、定型発達の子どもでも皆同じですね。
自分を知り、相手を知り、楽しいを見つけてゆく。実は子育てってシンプルと思えるくらいです。
というわけで、とりあえず今日はザリガニ釣り!
暑かったけど楽しかったです。ほほえみ太郎(長男)は食べたいらしい…
うひょー。
お読みいただきありがとうござました。