毎日のいろんな場面にこだわりが・・・
自閉っ子にちょっとしたこだわりやルーティンがあってイライラしていませんか?
場合によってはそれが狂うとかんしゃくにつながることもあってこっちとしてはヒヤヒヤ。
これって直させた方がいいの?と、かんしゃくについてそもそもの捉え方もわからないですよね。
融通がきかず、強固すぎるマイルールをもっている自閉っ子は、感情の脳のエリアが未熟です。
特に右脳の感情の脳エリアが未熟だと、他人や周囲の状況に目を向けるのが苦手なので、柔軟な対応ができません。
こだわりにその都度つっかかっていた私
自閉っ子の咲人はちょっとしたこだわりがいくつもあります。
例えば、リビングの電気は自分が付けたいというこだわり。
そのため、私が先に電気をつけると一度消し、その後自分で電気を付け直します。
他にも、歯磨きをする時に「仕上げはおか〜さ〜ん・・♪」といつも私が歌いながら仕上げ磨きをするのですが、最後に「咲人、ジャン♪」と終えるところを「もう一回やって!」と必ず言うのでもう一度「咲人、ジャン♪」と言う羽目になります(^^;)
こだわりとの付き合い方がわからなかった頃は、「なんでいちいち電気消すの?」「なんで今歌ったのにもう一回言わなきゃいけないの?」と言っていた私。
咲人がこだわるたびにイライラしていたので、それこそ私も咲人のこだわりに対してこだわっていますよね・・。
小言が脳の発達を妨げる
小言はまさに自閉っ子がこだわる元となっている未熟な感情の脳のエリアの発達を妨げてしまいます。
もしもあのまま私が小言を続けていたら、ますますこだわりを強めてしまっていたかもしれません。
親がこだわらないと、消えていくこだわりも
生活に支障をきたさない限り、こだわりはイライラせずそのまま受け止めてあげてください。
自閉っ子が安心するためのお守りや儀式のようなものです。
生活に支障をきたす場合のこだわりは、写真などを見せながら別の選択肢を提案すると比較的スムーズに説得できますよ(^^)
咲人のこだわりをよくよく分析すると、どれもこれも日常に支障をきたさないレベルのこだわりばかり。
そのため、こちらが咲人のこだわりを直そうとしたり無下にしたりすることをやめると、不思議となくなっていったこだわりもあります。
親がこだわると、余計に自閉っ子のこだわりを強めている場合もあるかもしれないので、また儀式やってるな〜と寛容に見守ってあげてくださいね(^^)
インスタグラムで会話が難しい自閉っ子とのママの関わり方について『愛着』にフォーカスして書いています。
▼桜山尚インスタグラムに遊びに来てください▼
https://www.instagram.com/sakurayama_nao/?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%253D%253D