子どものこと、褒められますか?
私には小学校一年生の自閉症の息子がいます。
就学に向けていろいろと悩んでいた時に
発達科学コミュニケーション(以下;発コミュ)に出会いました。
発コミュは相手を肯定し、脳を育てるコミュニケーション術です。
しかし、学び始めた頃、私はまったく自閉症の息子を褒める(肯定する)ことが出来ませんでした。
テクニックを教わり、褒める理由を理解したうえで息子を褒めても、
本当にこの褒め方でいいの?とモヤモヤしていました。
自閉症だけでなく、発達障害やグレーゾーンの子供を育てていると
どうしても、怒ったり叱ったりする回数が多くなりますよね。
そして子どもを叱った後、罪悪感が残る。
私は発コミュを学ぶまで息子を褒めたことがありませんでした。
ずっと息子を否定していたので、褒めることに慣れていなかったのです。
なので急に、褒めましょう!と言われても、困惑でした。
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息子だけ褒められるのずるい。
息子を叱った後、罪悪感が残ります。
つまり、私自身を否定していて、私の自己肯定感がとても低かったんです。
この自己肯定感の低さがモヤモヤの正体でした。
息子を肯定していても、これでいいの?と自信を持つことが出来ず、
自分を否定するクセが付いていました。
子どものことは褒めて伸ばすのに、私自身は責めて悩むってどういう事なの?
息子ばっかり成長して、そんなの、ずるい!
私も一緒に成長したい!だれか私を褒めてよ!と思い、
夫に褒めてもらおうとしましたが、褒めてほしいときに居ない。
誰かずっと一緒にいてよ!って思った時、はっと気が付きました。
自分がいる!
自分で自分を褒めよう!
そこで息子の行動を褒めた後に、心の中で、
「私、息子の肯定が出来た。すごい。私、頑張ってるよ。」
と自分自身を肯定してみました。
しばらくそれを続けていると
息子の肯定ポイントを見つける速さが早くなりました。
そして、何より、モヤモヤがなくなった。
息子が癇癪を起そうとも、
「これでいいのだ!息子のありのままを受け止められた自分、いいね!」と、
息子と自分を肯定することが出来るようになりました。
自分を肯定しだした後、息子の変化は目を見張るものがありました。
本当はもっと前から息子は成長していたのかもしれませんが、
以前の私には見つけられなかったのかもしれません。
今は息子と自分を肯定しまくりです。
☆朝の挨拶の時に「起きれたね♡お顔を見せてくれてありがとう」
→(おはよう言えた私、えらい!)
☆着替えのために服に手を出したところで「お着替えするんだね!」
→(息子の行動に注目できた!)
などなど。
ママが自閉症の子も自分も肯定して得る自己肯定感
自分を肯定することで肯定するクセがつき、息子も肯定できるようになりました。
ママが自分のできないことに注目していると、
わが子も自分のできないにばかりに注目するようになってしまいます。
ママが少し意識を変えるだけで、自閉症の子にポジティブな記憶を増やすことができます。
自閉症の子は周囲から肯定される機会が少なく、自己肯定感が低い傾向にあります。
自己肯定感とは過去の自分に対する自信です。
もう遅い、ではなく今から肯定を積み重ねていけば、
いずれ、「今」は「過去」になります。
今の肯定が未来の自信につながります!
ママ自身もお子さんもたくさん肯定して
自己肯定感を高めてくださいね!
そして、ママが自己肯定し、子どもも自分も笑顔いっぱいに過ごしてください。
ママの笑顔が自閉症の子を伸ばす一番のコツです!
発達科学コミュニケーション
リサーチャー たなかようこ