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重度知的障がい・自閉っ子が入学以来初めてかんしゃくなしで登校できた記念すべき始業式

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発達障がいのある子は、どうすれば笑顔で夏休み明けの始業式を迎えられのだろうか。今回は、重度知的障がい・自閉っ子の小学3年生の男の子が、入学以来初めて、癇癪なしで登校できた始業式についてのサクセスストーリーをご紹介します。

子どもとママが心身ともにダメージを受ける魔の始業式

いよいよ、小学校の2学期が始まりましたね。

発達障がいのあるお子さんを抱えるママにとって、大きな試練ともいえる新学期のスタート。

私には、小学3年生になる、重度知的障がいのある自閉っ子息子がいます。

息子はまだ話せる言葉が少なく、言葉のみでのコミュニケーションをとる事はまだ難しいのが現状です。

息子は新学期が始まるたびに大大大癇癪を起こしてしまいます(泣)

ひっくり返って、ランドセルを投げ飛ばし、上靴を叩きつけ、廊下を転げ回りながら泣き叫ぶ。。



まさに地獄絵図です(涙)

今回は、癇癪が少しでもましだったらいいな、、ちょっとでも泣かずに行けたらいいけど、無理だろうな、、

始業式が近ずくにつれて、私は体調が悪くなり、始業式当日は、まるで子どものようにお腹が痛くなり、下痢をしてしまうほど(涙)

それが起こることがわかっているので、毎シーズン、始業式は私の中では避けて通りたい鬼門になってしまいました。

ですが、一年に少なくとも3回はやってくる始業式。

どうにか、息子のストレスを減らしてあげる術はないだろうか、、、??

少しでも楽しいと思って登校できる方法は何かないだろうか、、、??

そんな思いで今年の夏休みの終わりを過ごしていました。

困った、、、重度知的障がい・自閉っ子の脳がリセットされてしまう長期休み



息子は重度知的障がいがあるので、知的発達がまだまだ未熟です。

その為、一旦長期休みに入ってしまうと、それまでの習慣やルーテイーンが崩れてしまい、一度リセットされた状態のようになってしまいます。

また家というのは、自分の好きなモノに囲まれ、自分のペースで過ごすことできます。

リラックスしっぱなし状態なので、当然の事ながら、おうちが大好きです。

大人でも、長期のバカンス明けの出勤や仕事始めは辛いものがありますよね、、、(涙)

私たち大人でも辛いと感じる休み明け。

脳に特性を持った自閉っ子にとっては、その何倍、いや何十倍、いやいや何百倍も辛いものなんです。


ましてや息子は自閉症にプラスして重度の知的障がいも抱えています。

彼の脳の中はどれほどの緊張や不安で満たされているのか、ママである私ですら想像することが難しいほどです。

息子の気持ちに寄り添って不安を和らげてあげたいけれど、どうすれば良いのか、、本当に頭を悩ませていました。

困りはてていたママが始業式の準備を前向きにできるようになった秘訣!



親にとっても子にとっても、始業式を辛い日ではなくワクワクする日に変えたい!!

変えよう!

これは私たち親子にとっての一大ミッションだ!!



と捉えて、できることを考えてみることにしました。

そして、発コミュに出会い、我が子の脳がどう感じているのかや、我が子への声掛け、関わり方を一つ一つ具体的に学ぶことで、恐怖であった始業式が、今度はどれくらいスムーズに行けるかチャレンジ!!

と、とても前向きに捉える事ができるようになりました☆

まるで何かの新記録にチャレンジするような、そんなワクワクな気持ちで、息子と向き合う日々を送る事ができるようになりました!!

言葉による予告と視覚による予告で、癇癪なしに笑顔で登校できた始業式

始業式まであと1週間という日。

この日から、息子に朝と夜の1日2回、言葉と視覚による予告を始める事にしました。



まず、朝起きてきて、朝ごはん→着替え→歯磨き、というルーテインを終えた後に、「来週の金曜日から学校始まるよー」と伝えました。

息子は、「えーー!!??やだー!!」と訴えていました。

そこで私は、「学校久しぶりやもんね。でも学校行ったら、電車の本やカード、校長室の前の水槽のおさかなさんも見に行けるよー。ジャングルジムもあるし、図書館も行けるよー」と息子が学校で好きな場所や活動について触れました。

そのあと、実際にそれらの写真を見せて、「ほら、学校始まったら、ここで本読めるよー」とか、

「おさかなさん、また見に行けるよー」とか、「先生とかお友達とここで待て待てーできるよー」などと、視覚からもわかるように説明をしました。



すると、息子は「やだー!!!」となっていたのが、スッと落ち着き、じっとその写真を見つめてニコッと笑いました。

そのタイミングですかさず、「学校楽しみやねー」と、学校での楽しい記憶が蘇るように息子に語りかけました。

すると、息子はニコニコでyesのジェスチャー(手をパチパチ)で応えてくれました。

この一連のやり取りを、始業式が始まるまでの1週間、朝と夜寝る前の1日2回、やり続けました。

さあ、いよいよ始業式当日。

どんな結果になるだろうと、不安半分、期待半分の入り混じった気持ちで始業式を迎えました。

いつもの朝のルーテインを終えた後、「今日から学校だよー」と伝えると、「わかったー」と言って、自分でランドセルの用意をし始めた息子!!

1ミリもぐずる事なく、落ち着いて、普段の機嫌の良い状態で自分で学校の用意を始めることができたんです!!!



その後、集団登校の集合時間になり、「学校行く時間になったから、行こっかー」と言うと、

「わかったー」と言って、自分で全ての荷物を持って玄関へ行って、自分で靴を履いて、自分で玄関の扉を開けて集合場所へ向かうことができたんです!!!

その後も、ニコニコで登校し、支援の先生にもニコニコで挨拶をすることができました。



支援の先生は、入学以来、初めてニコニコで始業式を迎えられた息子の様子に、ただただ、驚きと感動で、

「おかあさん!〇〇ちゃん(息子の名前)なんかいい事であったんですか!!??凄すぎるんですけど!!!ていうか、初めてですよね!!??こんなニコニコで〇〇ちゃん、始業式来れたの!!」

と、2人で、朝から思わず感動の涙を流してしまいました(涙)

支援の先生が涙するほど、以前はとてつもなく荒れていた始業式が、発コミュ式の関わり方をするだけで、こんなにも穏やかに迎えられるとは、私も本当に感動の瞬間でした☆

発コミュ式で不安をワクワクに変えて、息子の脳を伸ばして行こう!



今回の成功体験から、これからまだまだ息子の脳は発達していけるんだ!!という確信を持つことができました。

今まで、障がいがあるから無理だ、、と諦めていた様々な事にも、発コミュ式でチャレンジしていける!!そう大きな希望を持つことができました。

息子のできる!をもっと増やしていきたい!!!息子と色々な所へ出掛けてみたい!!!息子に色々な体験をさせていきたい!!!



私達親子の前に、暗く、ずっと閉ざされていた扉を、発コミュという鍵でようやく開けることができたように感じています。

これからも発コミュ式で不安をワクワクに変えて、息子の脳を伸ばしていこうと思います☆

発達科学コミュニケーションリサーチャー
横田 聖子

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