おうち療育 癇癪・パニック

自閉症の子が感情コントロールできるようになるまでの4ステップ|癇癪が減る理由と家庭でできるサポート

2025年12月23日

▼嬉しい声が続々と届いています^^
「気持ちが伝わらず癇癪になっていた子が、少しずつことばで伝えてくれるようになりました」(年長男の子のママより)
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自閉症の子が感情コントロールできないのには、きちんとした発達の段階があります。本記事では「感情の言葉を知る」ことから始まる4ステップと、癇癪を減らすために家庭でできる具体的な関わり方を実体験を交えて解説します。

自閉症の子の感情コントロールの力が育つ「4つの発達ステップ」


「すぐ癇癪を起こす」
「気持ちの切り替えが苦手」
「怒ると止まらない」



自閉症の子の感情についての悩みは、とても多いです。


ですが実は、 感情のコントロールができないのは、ママの育て方のせいではありません。


感情コントロールの力は、生まれつき備わっているものではなく、これから少しずつ育っていく力で、言葉と同じように段階を踏んで育つ発達のひとつなんです。


感情が育つまでには、大きく4つのステップがあります。

ステップ① 感情の言葉を知る

まずは 「気持ちには名前がある」ことを知る段階です。


例)
・うれしい
・たのしい
・ワクワク
・イライラ
・こわい
・がっかり

感情の語彙が増えることが、すべての土台になります。

ステップ② 自分の感情に気づく

次の段階は 「今の自分は、どんな気持ちなのか」を知ること。

・イヤだった
・こわかった
・びっくりした
・うれしかった


自分の気持ちとことばが、少しずつつながっていきます。

ステップ③ 感情の強さがわかる

ここで初めて、

・ちょっとイヤ
・かなりイヤ
・もう無理

など、感情の「強さ、大きさ」も感じられるようになります。


療育現場では「気持ちの温度計」を使うこともあります。

ステップ④ 自分で対処できるようになる

最後に育つのが、「気持ちとどう向き合うか」という力です。


・落ち着く方法を知る
・伝える
・場所を変える


ここまで育って、初めて「感情をコントロールできる」と言えます。


※この段階は、多くの子が小学校高学年~思春期以降です。

幼児期から育てたい「感情コントロール」の力


感情コントロールの力は、幼児期に完成するものではありません。


ですが、一足飛びに身につくわけでもなく、年齢だけで自然に育つものでもないです。


癇癪が続くと、どうしても“癇癪で気持ちを出す”くせがつきやすくなります。


だからこそ、早い段階から感情コントロールの土台を育てていくことが大切なんです。


まずは、

  • 今どの段階にいるのか
  • 次に育てたい力はどれか

ここを知ることが、何より大切。


お子さんの発達段階に合った関わり方をすることで、少しずつ“気持ちを整えやすい土台”が育っていきますよ。

癇癪だらけだった自閉症の息子が自分で怒りを対処できるようになってきた話


自閉症の息子も年長の夏頃までは、

・思い通りにならないと大泣き
・癇癪を起こして暴れる
・理由がわからない


そんな毎日でした。


ですが、感情の言葉を一つずつ覚えていくうちに、少しずつ変化が出てきました。


癇癪を起こす前に

「薬の味が気持ち悪い」
「びっくりしちゃった」
「悲しかったんだよ〜」

と伝えてくれ、今まで癇癪になっていた「理由」が、言葉として見えるようになったのです。


そして、およそ3年たった今。


9歳になった息子は、癇癪が0とまでは行きませんが、泣いたり怒ったりしながらも言葉で

「焦っちゃったんだよ〜」
「もっとやりたかったんだよ〜」

と伝えられることが多くなりました。


また、自分の気持ちを落ち着かせるために、自ら別の部屋に行ったり、布団をかぶったりするなど、対処法も少しずつ身につけています。


まだまだ100%自分で落ち着ける段階にはないですが、息子のペースで一つずつステップを踏んでいる最中です^^

4つのステップ別!今日からできる感情コントロール力を育てる声かけ


感情がまだ育ち途中のお子さんには、ママが通訳になることが最大の支援です。

ステップ① 感情の言葉にたくさん触れる環境をつくる
「感情の言葉を知る」段階


まずは、日常生活の中に“感情語”をたくさん散りばめることから始めます。


・テレビを見ながら
・絵本を読みながら
・お出かけ先で


たとえば、
「うれしそうだね」
「びっくりしたね」
「この子ちょっとイライラしてるね」
など、見えた気持ちに軽く名前をつけてあげるだけでOK。


感情には名前がある と知ることが、最初の土台になります。

ステップ② ママが気持ちを代弁してあげる
「自分の感情に気づく」段階

ここでは、子どもの内側の気持ちを言葉で“翻訳”してあげる段階です。


例)
・「イヤだったんだね」
・「こわかったんだね」
・「悔しかったんだね」


正解でなくても大丈夫。


“気持ちに名前がつく経験” を積ませることが目的です。


インプットしてきた感情語が、少しずつ“自分の気持ち”とつながり始めます。

ステップ③ 感情の「大きさ」を知る練習をする
「感情の強さがわかる」段階

数字や色で「見える化」してみましょう。


気持ちは目に見えないので、見える形にしてあげると理解が進みます。


例)
・1〜5の数字で表す
・気持ちの温度計を使う
・信号の色
 青=平気 / 黄色=ちょっとイヤ / 赤=限界


声かけ例)
「今は何色?」
「レベルいくつかな?」

ステップ④落ち着く方法を教える
「自分で対処できるようになる」段階

“どうしたら楽になるか”を事前に準備しておくのがカギ。


・深呼吸
・その場を離れる
・別の遊びに切り替える
・気持ちが落ち着く感触のものを触る

など、「こうしたら楽になるよ」と事前に伝えたり、話し合っておくのもおすすめです。


感情は「育つもの」


感情コントロールは、才能ではありません。


育つ力です。


順番を知って、焦らず、今できるところから積み上げていきましょう。

発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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