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自閉っ子が本当はできるのにやらないという時はありませんか?
自閉っ子が日々の生活で、できるのにやらない、やろうとしないというお悩みはありませんか?
やらないのは自信がないからかもしれません
ちょっとママに甘えたくて「できない」「やって」と言うこともあります。
ですが、本当はできるのにやらないということは、自分でやることにまだ自信が持てていないからかもしれません。
失敗したらどうしよう、あの時怒られたから、また怒られるかもしれないとネガティブな過去の記憶が蘇り、自信が持てずにいるからかもしれません。
自分の行動に自信を持つには自己効力感が必要です
みなさんは、自己効力感とは何か知っていますか?
自己効力感とは、未来に対する自信のことを言います。
例えば、サッカーの練習をすれば試合でレギュラーになれる!という自分の行動に対しての期待や自信のことです。
もしこの自己効力感がないと、どうせ自分は練習したってレギュラーになれないし・・・と行動しなくなってしまいます。
この行動するということが、脳を成長させるためには重要なのです。
自己効力感が身につけば、“できた”がどんどん増え、自分の行動に自信が持てるようになります。
娘も「できない」「やって」ばかり言っていました
靴を履くのも「やってー」、ごはんも途中から「ママー」とフォークや箸を渡されていました。
その原因は、「早く履いてね!」「反対に履いてるよ!直そうよ!」とか、食事の時にはしっかり食べているのに「またこぼしてるよ!よく見て食べてよ」など指摘ばかりして、できていないことを娘に伝えていたからだと気づきました。
自分でやったらママにまた言われる、とネガティブな記憶を作らせてしまっていたのです。
ですが、声かけの内容を変えて、できていることを伝えることで、娘は自分で靴も履いてくれるようになり、ご飯もしっかり自分で食べてくれるようになりました。
逆に私が手を貸そうとすると「やーめーてー」と拒否されるまでになっています。
お母さんの声かけで、ポジティブな記憶を積み重ねて、自信をつけさせる!
自己効力感を身につけ自信をつけさせるには、まずお母さんのネガティブな言葉を封印してください^^
子どもが、「ママはこれをしたらすごく喜んで笑ってくれる!」「これを自分でやったら褒めてくれる!」と期待を持てるような声かけをしてください。
・左右反対に靴を履いていても、「自分で履けたね!」
・ご飯をこぼしていても「箸で食べられてるね!」
・服が表裏逆でも「もう着れたの?早いね!」
など、お母さんがやってほしいことを子どもがしているなら、そのことだけを見て声かけをしてください。
そうすればポジティブな記憶が積み重なり、子どもは自分でできる!と自信が持てるようになり、何にでもチャレンジするようになりますよ♪
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