鬼滅の刃の小説で心に刺さった言葉があります。
「謝らないで。お兄ちゃん。どうしていつも謝るの?」
「貧しかったら不幸なの?可哀想なの?」
「幸せかどうかは自分で決める。大切なのは‘今’なんだよ」
小説 鬼滅の刃 しあわせの花より 吾峠呼世晴 矢島綾
家の貧しさで働らかせてばかりいる妹に炭治郎が毎日謝るとこんなことを言ったそうです。
なんだか、ドキリ。
言葉の話せなかった自閉症スペクトラム障害の娘に言われているような気持ちになりました。
それだけじゃない、きょうだいたちにも何かを背負わせる負い目があったと思います。
子どもたちは自分で幸せかどうかを決めていくものですよね。
母の役割は、それを信じてあげるだけです。
なんだか忘れていました。
幸せといえばもう一つ思い出す小説の言葉。
高校生の時に読んだのでうすら記憶が違うかもしれませんが、
世界の中心で愛を叫ぶ。
病気の亜紀は、なぜ生まれてきたかと聞かれ、「幸せになるために生まれてきた。」と言っていました。
生まれ持って病気があるから不幸ではない。
健康でいたって幸せか不幸せに生きるか自分次第です。
ならば障害児だってそうですよね。
そう、幸せは自分が決める。
誰かのためにどうか謝らないでくださいね。
幸せはたくさん転がっています。障害や病気のある子どもにもたくさーん!