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言葉が遅い自閉症の子が人を叩かなくなる2つの方法|すぐできる対応と根本から減らす関わり方

2026年4月29日

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言葉が遅い自閉症のお子さんが人や物を叩くと、やめさせなきゃと苦しくなりますよね。ですが、叩く行動は困らせようとしているのではなく、体や脳がしんどいサインかもしれません。この記事では、叩く理由とあわせて、すぐできる対応と根本的に減らす関わり方をお伝えします。

人を叩くのを止める前に見てほしいこと


壁を叩く。
ドアを叩く。
テレビや窓を叩く。
そして、人や自分の体にも。


そんな姿を見ると、


・やめさせたい
・落ち着いてほしい
・どうしてこんなに荒れるんだろう
・何がいけないんだろう


そうやって、行動を止めることばかり考えてしまいますよね。


ですが、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。


叩く行動は、困らせようとしている行動ではなく、体や脳がしんどいときに出るサインだということです。


例えば、

・環境の変化
・気温の変化
・生活リズムの変化


こうした変化が重なると、子どもの脳や神経は思っている以上に負担がかかっています。


すると、うまく伝えられなかったり、自分でもコントロールが難しくて、叩く・蹴るという形で外に出ることがあります。


特に、言葉が遅い自閉症のお子さんは、


「しんどい」
「イヤだ」
「なんだか落ち着かない」


を言葉で伝えることがまだ難しいことがあります。


だからこそ、行動だけを止めようとしても、なかなか変わらないことがあるんです。


大事なのは、 「やめさせること」よりも、今どんな状態なのかを見ていくこと。


例えば、
・いつ増えているのか
・どんなときに出ているのか


ここにヒントがあることが多いです。


そして、理由が見えてくると、対応も変わってきます。


ただ「ダメ」と止めるのではなく、


・叩いてOKなものに置き換える
・落ち着いているときに安心感を入れていく


そんな関わりができるようになるからです。


つまり、叩く理由がわかると、ママが何をしたらいいかも見えてきます。


だからこそ、注意するより先に、関わり方を変えることが大切なのです。


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落ち着いていた息子が、また叩くようになったときに気づいたこと


私の息子は、重度知的障害・自閉症の小学校2年生。


最近、蹴る、叩く行動がとても増えていたんです。

・壁
・各部屋のドア
・テレビ
・窓
・仕切り扉
・キャビネット


そして、人や自分の体にも。


目につくものを叩いたり、蹴ったりしています。


実はこの行動、初めてではありません。


昨年の3月にも、叩く、蹴る行為をどうにか減らしたいと、支援計画に盛り込んでいた時期がありました。


ですが、そのあと少しずつ落ち着いて、昨年の6月には


「そういえば叩かなくなりましたね」
「1年間の目標達成しましたね」


と担当者会議で評価されたくらい、穏やかに過ごせていました。


だからこそ、またこの行動が増えてきたなぁと、遠くを見つめています。


同じように、困った行動が増えたり、落ち着かなくなったり、そんな変化を感じている方もいらっしゃるかもしれません。


ですが、こうした行動は、ただ「やめさせること」だけを考えていても、なかなかうまくいかないことがあります。


私自身、息子の様子を見ながら改めて感じたのは、行動だけを見て止めようとしても、根本は変わりにくいということでした。


落ち着いていた時期があったからこそ、今また増えているのには理由があるはずです。


そう思ったときに、「止める」ではなく「今どんな状態なのかを見る」という視点がとても大事だと感じています。

人を叩く行動は早めに関わり方を変えた方がいい理由


叩く、蹴る行動を見ると、やめさせたい、落ち着いてほしいと思いますよね。


ですが、行動だけを止めようとすると、どうしても

「ダメ」
「やめて」
「叩かないで」

という声かけが増えやすくなります。


理解がゆっくりなお子さんは、ダメと言われると強く記憶に残るので、行動が減りにくくなることがあります。


すると、ママも止めることばかりになって苦しくなりますし、子どももできないことばかりが積み重なってしまいます。


だからこそ、叩く行動が強く出ている今のうちに、


・どう置き換えるか
・落ち着いているときにどう関わるか


を知っておくことが大切です。


困り事が起きたときに、その場しのぎで何とかするのではなく、学んでおいて、困ったときに対応できるママでいることが、お子さんにとってもママにとっても安心につながります。

言葉が遅い自閉症の子が人を叩かなくなる2つの方法

1.叩いてOKなものに置き換える


叩く行動が出たとき、止めようとすることに意識が向きがちですが、すぐにできる対応として 「どう置き換えるか」という視点があります。


例えば我が家では、叩こうとしたときに、太鼓を叩くように誘導しています。


同じ「叩く」でも、叩いてOKなものに状況を変えるイメージです。


すると、ただ止めるよりも、子どもは受け入れやすくなります。


なぜかというと、理解がゆっくりなお子さんは、ダメと言われると強く記憶に残るので、行動が減りにくくなるからです。


だから、 「これはダメ」ではなく、「これをすればいい」という形を増やしていくことで、イヤイヤではなく自分から動ける状態に変わっていきます。

2.落ち着いているときにスキンシップで安心を入れる


では、叩く行動そのものを根本的に減らしていくには、どうすればいいのでしょうか。


ここで大切なのは、叩いているときではなく、落ち着いているときの関わり方です。


叩く行動が出ているお子さんの中には、体の感覚がうまくまとまらず、何度も同じ行動を繰り返しているように見えることがあります。


体の感覚が満たされていないと、不安定さや興奮が行動として出やすくなります。


だからこそ、落ち着いているときに

・ぎゅっと抱きしめる
・少し強めに体をさする

といったスキンシップで、安心をしっかり感じられる時間をつくってあげてください。


体から満たされることで、脳も落ち着きやすくなり、行動も少しずつ変わっていきます。


もし今、叩く行動に困っているとしたら、叩いているときではなく、落ち着いているときにどんな関わりをしているかを少しだけ見直してみてくださいね。



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