今日は東田直樹さんの書いた
続・自閉症の僕が
跳びはねる理由
会話のできない高校生が
たどる心の軌跡
についてお話しします。
中学生の時に書かれた本の
続編です。
自閉症である東田さんが
心のうちを書かれた貴重な
本です。
読むたび自閉の娘に近づける
私を癒す一冊でもあります。
この中で、
言葉をなかなか
コントロールできない
と書かれています。
言葉がうまく言えない、
うまく言えた時も
自分でも何が何だか
わからない状態で、
どうしてうまく言えたのか
説明できません。
と綴られています。
私は読んでいて空気をつかむ
ような、そこにあるのは
わかってもつかめない。
もどかしいんだろうと
想像します。
そうこうしているうちに
相手がもう違う話題に
うつってしまう寂しさ。
小さい子はそれで
叱られてしまうこと
だってありますよね。
脳の指令がピピピと
うまく出せながいがために・・・
もしくは脳の指令が
ピピピと違うところへ
出てしまうがために・・・
自閉症の人をもっと
わかって欲しい。
少しだけ気にかけてくだされば
自閉症者にとって
今よりもずっと生きやすい世の中
になるのではないでしょうか。
東田さんの問いかけに
私は自閉症の子たちの
心の声をもっと聞きたいなって
想うのです。