楽しい遊び方で活動量が増えてことばの脳を刺激する!
おもちゃの使い方が間違っているんだけど...何度言っても自分が好きなように使っていて、このままで良いかなという悩みはありませんか?
ママはついつい「違うよ」「こうやって使うんだよ」と教えたくなりますが、実は子どもが自由に使い続けていた方が、ことばは伸びます。
それは、楽しいことをやっていると手足等を動かし、活動量が増えていくので、脳の運動エリアが活発になります。
脳のことばのエリアは運動エリアの近くにあるので、活動していると刺激されてことばが伸びるのです。
逆に、楽しくやっていることを止められたり、正しいことを教えられるとストレスになり脳はあまり発達しません。
したがって、おもちゃは正しい遊び方を教え込まないで、子どもがやっている自由な使い方のままで遊ぶことが、ことばの脳は発達するのです。
正しい使い方をやめたら1ヶ月でことばを言った!
支援学校1年生で喃語しか出てない娘は、小さい頃からボディソープが大好きで、お風呂でたくさん出して遊ぶことを繰り返していました。
私はそんな娘の姿を見て、「これはこうやって身体を洗うんだよ」と毎回教えて、ボディソープを触らせないようにしていました。
怒った娘は、癇癪になることも多かったですが、それよりも正しいことを覚えて欲しいという気持ちで叱っていました。
ところが、楽しいことをすると活動が活発になり、ことばの脳が発達することを学び、この対応を変えました。
子どもが楽しんでいるのだから、私も一緒になって遊んでしまえ!と考えて、ボディソープでしゃぼん玉を作ったのです。
そしたら娘はとても大喜びで、手に持ったしゃぼん玉を上にあげてみたり、自分がさらに楽しくなるように遊び方を工夫し始めました。
そして1ヶ月で娘が、しゃぼん玉の消える時に私が言っていた「ぱっちん」を真似するようになったのです!
その後も「ふわふわ」や「いっぱい」など状況に合わせて使い、半年で「やって」や「おいで」と要求することばも言うようになりました!
脳の発達は待ったなし!
正しいことを教えたい気持ちはとても良くわかります!
ママは「これで良いのだろうか」と不安になると思いますが、子どもにストレスを与えるような正しいことよりも、子どもの脳が発達する楽しいことに目を向けてみませんか?
そうすれば、子どもがことばで伝えるようになって欲しい!というママの願いを叶えることができるのです。
正しいことを教えられる時は必ず来ます^^
今は子どもが楽しいことをやって、ことばの脳を伸ばしましょう!
ことばの脳が発達するママのコミュニケーション術
ママも一緒に遊びながら、肯定の声かけをしてことばの脳を発達させていきましょう!
擬態語を使うと楽しさがさらに伝わりやすくなって活動量が増えますよ^^
♡正しく使っていなくても肯定しましょう
例
・色鉛筆を書かないで、たくさん持っているだけの子どもに
↓
「わあ、たくさん持っているね」「いろんな色があるね」「楽しいね」など
・パズルを裏返しにして遊んでいる子どもに
↓
「ペタンしてるんだね^^」「たくさんあるね〜」「楽しいね」など
♡さらに子どもと一緒に遊んでみましょう
・子どもが色鉛筆を持って遊んでいるならママは色鉛筆を転がしてみる!
・ママもパズルを一緒に裏返したり、カルタやトランプなど子どもが興味を持ちそうなものをひっくり返して遊んでみる!
♡ママが笑顔で楽しいことを共感する
・色鉛筆
↓
「にぎにぎして楽しいね〜」「コロコロ〜良い音するね〜」
・パズル
↓
「わぁ^^ペタンすると楽しいね!」「音がするね〜」
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発達科学コミュニケーショントレーナー 月山おと