ママの共感がご褒美としての安心感につながる!
病院へ行った時に、子どもが待てずに、動き回ったり何かを触ったりして、ママが「すみません」と謝ってばかりいることはありませんか?
病院から帰ってくると、子どもの対応に追われて、ぐったり疲れてしまうママも多いのではないでしょうか。
それは子どもに共感する対応をすることで解決ができます。
子どもが席を立ってウロウロしている時に「早く座って」と声をかけるのではなく、子どもの動きを観察して声をかけていきます。
例えば、外の車を見ている、ポスターに写っているキャラクターを見ている、パンフレットを触っているなど、ママが子どもの行動を見て共感する声かけをすることで、子どもは「分かってもらえた!」と安心をすることができます。
そして、子どもがやりたい事が終わったというタイミングで、ママが座ることを促して、できたことを褒めると、自信に繋がります。
診察が終わって病院から出たら、座って待てたことを肯定して、ご褒美をあげると良い記憶となり、次からも座って待つことが習慣化されていきます。
病院に連れていくのが負担にならなくなる!
支援学校キッズを病院に連れていくのは大変です!
待ち時間が長くて、その上、外で待つわけにもいかないことが多く、ママはかなりの負担になりますよね。
病気をしないでほしいと願っても、学校で感染症が広まったり、発達の受診があったり、予防接種があったり、必要に迫られて行くしかありません。
ですが、ママが病院での対応を変えただけで、お子さんは座って待てるようになります^^
これから先、大変な思いをしなくても良くなるこの対応術をやっていきましょう!
診察中も脱走する娘が座って待てるようになった!
支援学校キッズの娘は不安が強く、病院という場所を警戒して落ち着かず、ウロウロ動き回ったり、声を上げていました。
そんな娘に私はいつも「座って!」「ほら、こっちだよ!」と娘の意思を無視して不機嫌に言っていると、娘は帰ろうと私の手を引っ張って出口に向かったり、診察中に脱走したりと毎回とても大変でした。
おしゃべり上達メソッドで共感する事を学び、娘の行動を観察して声をかけていくと、だんだん落ち着きを取り戻して座ることができました。
座ったところで、褒めながら家から持ってきた安心グッズを渡すと、診察中も乗り切れていきました。
そして帰りに、「今日はすっごく頑張ったね^^座って待てたね!!えらいよ!!」と大好きなお菓子を渡しました。
その後、何回か繰り返していくうちに、ご褒美がなくても、安心グッズがなくても、座って待っていられるようになっていきました。
座って待てるように習慣化されるママの対応術
♡子どもの行動を観察して、見ているものに共感します
例:アンパンマン笑ってるね!
くまちゃんカワイイね!
(パンフレットなど)これ触りたいよね〜、たくさんあるね〜
♡子どもを見ながら良いタイミングで座ることを促します
例:「椅子に座ろうか^^」 「一緒に座ろう」
♡座れたら褒めて、必要なら安心グッズを渡しましょう。
できている事を褒めましょう
例:「座れたね!!」
「スリッパ履いててエライね!」
「わぁ♡座って待ってるね^^」
♡受診が終わったら大げさに褒めてご褒美をあげましょう
例:「座れてすっごいカッコ良かったよ!!」
「静かにできてえらかったね!!」 など
繰り返すことで座って待つことが習慣化されていきますよ^^
言葉がゆっくりな支援学校キッズの言葉がどんどん増える
自閉症専用3ヶ月おしゃべり上達メソッド
発達科学コミュニケーショントレーナー 月山おと