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知的障害キッズはママの真似でお金の使い方を学べる!
「知的障害児にお金のことを教えられないなぁ」
「知的障害児はお金のことなんてわからないだろう」
そう思ったことはありませんか?
実は、知的障害キッズは発達が未熟で成長はゆっくりであるものの、伝わるように接していけば理解は加速します。
目で見て実際に体験することで子どもの理解は深まるのです。
つまり、実際にお金を使う場面を親子で共有しましょう♩
知的障害キッズはママの体験を通してママの真似をしようとするため、知的障害児にお金のことを教えることも、子どもの理解力を伸ばすことも叶うのです^^

わが家の知的障害児がお金を通して学んだこと
わが家の知的障害のある太陽くんは支援学校1年生で、まだことばがでていません。
理解もゆっくりで状況を読むことも苦手のため、買い物の時に店内であっても走り回ってしまいます。
どうにか現状を変えたい!と思った私は子どもの発達を促す肯定的な接し方に変えていきました!
買い物の時には太陽くんにお金を払ってもらう役割を与えるようにしていったのです。
すると、買い物にて走り回っていた太陽くんの行動範囲は狭くなり、私の隣にいてくれるようになりました^^
お金を使う場面を共有することで、走り回ってしまう困りごとが減り、お金の役割や使い方を教えることができて、さらに子どもの理解力を伸ばすことができたのです!

知的障害キッズがお金を学べるのはママがお金を使う日常生活こそチャンス
知的障害キッズは脳の発達が未熟なため、一度ではなかなか覚えられません。
理解できるようになるためには何度も繰り返し伝える必要があります。
そのため、わざわざ特別なことをしなくても、日常生活の中でママの体験を知的障害キッズと共有することで何度も繰り返し学べるチャンスとなるのです!
ママの気持ちに余裕がある週末にでも、お金を使う実際の場面を共有するようにしてくださいね♩

知的障害キッズがお金の使い方を学べるママの声かけテクニック
まず、笑顔で優しくゆっくりと間を置いて声をかけるようにしましょう♩
そして、お金を使う場面でお金を握らせます。
「お金持てたね!」「〇〇円持っているね!」「カード持っているね!」
※硬貨がおすすめですがサポートできるようであれば紙幣やクレジットカードでも可能です♩
次に、お金を払うときは「お金払うよ」「ここにいれるよ」と指示を出します。
最後に、お金を払った後は「できたね!」「ありがとう」とハイタッチやグーサインなどジェスチャーも添えて大袈裟に喜びます。
ぜひやってみてくださいね^^

発達科学コミュニケーション
トレーナ ひがしひかる