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自閉症の子が話を聞かないのはなぜ?支援級で安心して過ごすための“聞く力”の育て方

2025年11月17日

▼嬉しい声が続々と届いています^^
「気持ちが伝わらず癇癪になっていた子が、少しずつことばで伝えてくれるようになりました」(年長男の子のママより)
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「何度言っても聞いてくれない」「無視しているの?」——そう感じる場面も、実は“聞く力”が影響しています。この記事では、自閉症の子が話を聞かない理由と、今日からできる!“聞く力”を育てるおうち対応をお伝えします。

ママの1対1の関係から「聞く力」を育てよう!


自閉症の子が「人の話を聞かない」のは、わがままでも無視しているわけでもなく、注意を向ける力や聞いて理解する力が未熟だからです。


たとえば、先生が話し始めても自動的にその声に注意を向けることが難しい子が多いです。


「音」は目の情報と違って、残らず、すぐに消えてしまうもの。


そのため、音が発せられた瞬間に注意が向いていないと「聞こえていても、意味として届かない」ということが起こります。


大人は、全部の音が聞こえていなくても、これまでの経験から「きっとこんなことを言ってるんだろうな」と頭のなかで補足しながら理解することができます。


ですが、まだまだ経験も少なく、まして「聞いて理解する力」が未熟なお子さんは、音を聞き逃せば理解ができません。


そもそも自分が相手に話しかけられている、ということにすら気づいていないことが多いのです。

では、どうすれば話を聞けるようになるのか?

実は、おうちの中で、ママとの1対1の関係こそが話を「聞く力」を育てるチャンス。


幼児期の脳は情報処理がゆっくりなので、いきなり集団の騒がしい中で、一斉指示を聞いたり、話を聞き取って理解までするのはとても難しいです。


まずはおうちの落ち着いた環境の中で、ママの声に注意を向ける練習をしていきましょう^^


ママの声を「聞く → 理解する → 行動する→できた成功体験を積む」という流れを繰り返すことで、 少しずつ“聞く力”が育っていきますよ。

自閉症の子の言葉の発達にもつながる「聞く力」


実は、「聞く力」は、“会話力”を伸ばす土台でもあります。


ママの声を聞いて理解できるようになると、「ことばの脳」も刺激されて言葉もぐーんと伸びていくんです^^


さらには、癇癪の予防にもつながります!


自閉症の子の癇癪は、「思っていたことと違う!」「何が起きるのか分からない!」という“見通しのなさ”から起こるものも多いです。


なので、聞いて理解ができていれば、次に何が起きるかが分かり、安心して行動できるようになりますよね。


つまり、「聞く力」が育つことで

✔︎ 言葉の発達にもつながる
✔︎ 癇癪やパニックが減る


という、いい循環も生まれていくんです。

「聞く力」が伸びて学校で落ち着いて過ごせるようになった自閉症息子


私の自閉症息子も、幼稚園の頃は人の話を聞かないことがよくありました。


名前を呼んでも、話しかけてもスルー。


“全く聞こえていません”というような息子の様子を見て、イライラしながら大きな声で話しかけてようやく振り向く、こんな状態でした。


当然ながら集団での一斉指示は全く聞けません。


聞けないことで、「思ってたのと違う!」と見通しが立たなくなり、癇癪につながってしまうことも多かったんです。


このままだと小学校に行った時に困るのは目に見えている。


「なんとかしないと・・・」という気持ちで、まずは私と1対1の関係の中で「聞く力」を育てていくことにしました。


なるべく息子の近くに行って、私のほうに意識を向けてもらってから話しかけたり、ゆっくり理解できるスピードで話すことも心がけていきました。


すると、1ヶ月後には、私が名前を呼ぶとすぐに振り返ってくれるようになったり、話しかけるとパッと答えたり、動いてくれることが増えていったんです。


そして、小学校に上がるころには「聞く → 理解する → 行動する」流れがしっかりできたことで、校内放送を聞いて動けるように!


先生の話も聞いて理解できることで、次の行動に見通しが持てるようになり、学校でも安心して過ごせるようになったんです^^


さらに嬉しいことに、言葉の理解力が上がったことで会話力もぐんと伸び、今では学校での出来事や明日の予定など、自分のことをたくさん話してくれるようになっています。

「話を聞かない」が変わる♪「聞く力」を育てる2つのおうち対応


「聞く力」を育てるおすすめ対応は、次の2つです。

① 視覚的に注意を向けてもらってから話す

声だけで伝えようとしても、注意が別のところに向いていると聞き取れません。


まずは「視界に入る位置に立つ」


「ママが話すよ」と軽く合図してから伝えるようにしてみてください。


たとえば、目の前に立って、 「〇〇くん」と笑顔で名前を呼んだり、一度視線を合わせてから指示するだけでも、理解の度合いが全然違います。

② 話しかけたら“10秒待つ”

「返事がない=聞いてない」と思わずに、 “10秒くらい待つ”を意識してみてください。


少し時間をおくことで、じわーっと脳で処理が進みますよ。


小さな積み重ねが「聞く力」を育て、その力がやがて集団でも「安心して行動できる力」にもつながっていきます。


焦らず、1対1のやりとりから少しずつ育てていきましょう^^

発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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