脳が育てば偏食のあるASDの子が食べられるものが増えてきます
ASDの子は偏食の傾向がありますよね。
これは、脳が食べ物の味や匂いを処理できていないために起こる脳の働きによるものです。
なので、脳が育つとASDの子の偏食も和らぎ、食べられるものが増えてきます。
ASDの子の偏食は、絶対に食べられなくて、食べさせようとするとパニックを起こしたり、食べる時もあれば、嫌がる時もあったりと様々です。
ですが、脳がまだ育っていないだけで、脳が育つと食べられるようになってくるので、偏食で食べられるものが少ないことに、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

ASDの我が子は偏食がありパニックをよく起こしていました
我が子が2歳の時、味のついたおかずを食べるのを嫌がり、栄養が偏ることを私は心配し、嫌がる我が子にどうにか食べさせようとしていました。
すんなり食べる時もあったので、食べられるようになったのかと思うと、やっぱりパニックを起こす…ということもありました。
それでも、何とか食べてほしくて、食べさせるのが必死で、食事の時間が苦痛になっていました。
私が苦痛なので、本人はもっと苦痛だったに違いありません。
ですが、白ご飯、納豆、目玉焼き、ヨーグルトなど、味付けのない、素材そのものは好んで食べていました。
本人も、自分が好きなものは嫌がることなく自分からパクパク食べることができていました。
ある時、ASDの子の偏食は、食感や味が染み込んだおかずが苦手なことが多いと聞き、まさにうちの子のことだと思いました。
素材の味をそのまま味わえる方が好きだと聞いて、その通りでした。
私は、それで栄養が取れればいいのではないかと考えるようになり、手の込んだおかずにして出すのをやめました。
・野菜は蒸す
・納豆のタレはかけない
・卵は焼くだけ
・魚は焼くだけ
など本人の好むものを食べさせました。
素材そのままの方が、むしろ私も作る手間を考えると楽でした。
園生活が始まり、給食の時間を心配していたら、何と給食では、好みはあれど出されたものは食べることができていたのです。
それから、家でも少しずつ味のあるおかずも食べられるようになってきました。
今思えば、食べられる物を食べて栄養が取れれば、無理に嫌がるものを食べさせなくても良かったなと振り返って思うのです。

ASDの子の偏食はママが心配しすぎないことが効果的
脳が発達したら、味覚も広がってきます。
それまでは、素材そのものを味わえて、楽しい食事の時間になることを意識してください。
食べたくないものを無理に食べさせられて、食事の時間が嫌になったり、食べることに楽しさを感じられなくなることの方が心配です。
ママも、食べない我が子にイライラして怒ってしまうと、脳の発達を促せません。
脳が育てば、そのうち食べられるようになると神経質にならず、本人が食べられるものを楽しく食べるようにしてあげてくださいね。

発達科学コミュニケーショントレーナー
小桜えん






