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褒めから始めるとお母さんの言葉が伝わりやすくなるからスッと切り替えができる
「安心」「うれしい」といったポジティブな感情があると、脳は前向きに動きやすくなります。
まず、最初に「できていること」を認めてあげることで、子どもは安心し、耳を傾ける準備ができるのです。
自閉スペクトラムの子どもたちは、あることに集中すると、まるで耳にフタをしたように周りの声が届かなくなることがあります。
これは「注意の切り替え」が脳の特性として苦手だからです。
さらに、「早くしなさい!」や「ダメって言ってるでしょ!」と怒鳴ってしまうと、感情をコントロールする脳の部分が強く反応してしまい、子どもはパニックに近い状態になり、大人の言葉がまったく入ってこなくなってしまいます。
つまり、「恐怖」や「不安」を感じると、子どもの脳は“防御モード”に入ってしまい、指示がまったく届かないのです。
一方で、もし「うれしい」「安心」という気持ちがあれば、脳はリラックスして、前向きな働きをしやすくなります。
だからこそ、「褒める」「できていることを認める」という関わり方が、子どもが安心してお母さんの言葉に耳を傾けられるきっかけになるのです。

切り替える力がつくと毎日がどんどん楽になる!
子どもが「切り替え上手」になると、ママの毎日が本当にラクになります。
例えば、朝の身支度やお風呂上がりの着替え。
何度言っても動かないし、怒ってしまって自己嫌悪……ということもありますよね。
ですが、切り替える力が育つと、「次は何をするか」を自分で理解し、行動にうつせるようになっていきます。
早いうちに「褒めてから伝える」習慣をつけておくと、これから先もずっと使える力になるんです。
そしてなにより、お母さん自身が「怒らなくていい」毎日が少しずつ増えていきます。
お互いが笑顔になれる、そんな未来のために、今日から少しずつ始めてみませんか?

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一つのことに集中すると何も聞こえなくなる我が家の自閉スペクトラム症の娘
うちの4歳の娘は、自閉スペクトラム症と診断されています。
言葉はまだ話せません。
水遊びが大好きで、ひとたびお風呂に入ると、まるで周りの世界が消えてしまったかのように、夢中になってしまいます。
「そろそろ出ようね〜」と声をかけても、まるで聞こえていない様子。
強く言ってもスルー、無理に抱っこして出そうとすると、思いっきり抵抗するので余計に大変なことに……。
ある日、「〇〇ちゃん、今日もたくさん遊んだね〜!お水、楽しいね」と声をかけたあとに、「じゃあ、そろそろ出ようか」と続けて言ってみました。
すると、少しだけ間があってから、湯船から出てきたんです。
「え?聞こえてたの?」と驚くと同時に、「ちゃんと伝わった!」と心がふわっと温かくなりました。
その後も、できたときには「よく出られたね〜!」と笑顔でほめるようにしたり、「ヨーグルト食べよっか」とご褒美をしたりすると、少しずつ、声かけに反応してくれることが増えてきたんです。
ことばは話せなくても、ちゃんと伝わってるんだな。と、思えた瞬間でした。

切り替える力が育つ!褒めのサンドイッチ
子どもにしてほしい行動を促すとき、「褒めのサンドイッチ法」がとても効果的です。
これは、次のようなステップです。
1.できていることを褒める
2.してほしいことを伝える
3.行動できたらまた褒める
たとえば、お風呂から出てほしいときは、
「今日はたくさん遊んだね!(褒め)」
「そろそろお風呂から出ようか!(指示・提案)」
「自分で出られたね!えらいね!(褒め)」
という流れです。
ポイントは、「最初に褒める」ことで子どもが安心し、耳を傾ける準備ができること、そして「最後にも褒める」ことで、“自分はできた”という成功体験が積み重なること。
この成功体験の積み重ねが、自信や行動の習慣につながっていきます。
笑顔で、やさしい声で伝えることも大切。
表情や声のトーンは、言葉より先に子どもの脳に届くからです。
怒らなくても伝えられる方法、「褒めのサンドイッチ」今日から試してみてくださいね。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか





