おうち療育

おもちゃで遊べない自閉症の子が夢中になって遊べるおもちゃの見つけ方

2025年9月19日

おもちゃで遊べない自閉症の娘が、数字への興味をきっかけに遊びの世界を広げていった体験を紹介。子どもの“好き”を味方にした関わり方で、発達がぐんと進むヒントをお届けします。

「おもちゃに興味を持たない」「遊び方が偏っていて心配…」そんな悩みありませんか。


大丈夫です。


自閉症の子どもは、“遊べない”のではなく、“遊びたいものが違うだけ”なのです。


自閉症の子どもたちは、脳の特性から興味の幅が狭かったり、新しい刺激を受け入れるのが難しかったりします。


そのため、「おもちゃで遊ばない」=「発達が遅れている」と誤解されがちですが、実は「安心できる対象」に集中しているだけなのです。


「おもちゃで遊ばない子」ではなく、「今は自分の“好き”に夢中な子」。


その視点で見つめることで、子どもは驚くほど前向きに、そして自分らしく育っていきます。

子どもの脳は、楽しいと感じた瞬間に一番よく伸びます。


特に未就学期は「好き」が学びの入口。


無理に興味を広げようとするよりも、今“夢中になっていること”を存分に味わわせてあげることが、脳の発達には一番の近道です。


「好き」を肯定された子どもは、自分の世界に安心感を持ち、自発的に関わりを増やしていきます。


そしてやがて、ママや周囲の世界への興味が自然と広がっていくのです。


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うちの自閉症の娘も、おもちゃにはほとんど興味を示しませんでした。


絵本が好きで、めくっては触ったり口に入れたりするので、すぐにボロボロにしてしまい困っていたのです。


そんなある日、絵本のページの角ばかりを触っていてボロボロになっているのに気づきました。


「ページの数字を見ていたんだ!」と初めてわかった瞬間でした。


その後は、ボロボロになってもいい雑誌や本を渡して「数字あるよ」と教えてあげ、気が済むまでめくらせました。


ページの数字を一緒に読んだり、「15だね」と声をかけたりすると、笑顔を見せてくれるようになったのです。


今では、数字をきっかけにカレンダーや時計にも自然と興味が広がり、百玉そろばんで喃語を唱えながら100まで数えることもできるようになりました。


「すうじの歌」も大好きで歌に合わせて踊ってるように身体を動かすこともあります。


数字を数えるだけでいつも抱っこの階段を登れるなんてことも!


新しいおもちゃを無理にすすめるよりも、数字という“好き”をとことん味わわせたことで、娘の世界は大きく広がったのです。

1.夢中になっていることを観察

子どもの「好き」を探しましょう!


例えば

・ドラム式洗濯機を見ている→回転するものが好き

・外で機嫌がいい→風が好き

他にも、丸いもの、並んでいるもの、この色が好き!など


2.「好き」なことを遊びにして自由に遊ばせる

「好き」を満たしてあげましょう!


例えば

・回るものが好き→風車や歯車、観覧車のような回るおもちゃ

・風が好き→うちわであおぐ、扇風機で紙や風船を飛ばず遊び


など、ここはお母さんのアイデア勝負!


「好き」から遊びに広げてみてくださいね。


3.実況中継で「見ている世界」を一緒に楽しむ

子どもが見ている物や、やっていることをそのまま言葉にして声かけしましょう。


好きなんだね!楽しいね!など気持ちの共感の声かけもGOOD!


お子さんの今ある“好き”を、信じて伸ばしてあげましょう^^


発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか

 

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