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お母さんの関わりがジャンプ行動を落ち着かせるカギ
「毎日どんだけ飛ぶの……」
家の中の高いところを見つけては登って飛び降りる姿に、ヒヤヒヤして疲れていませんか?
実はこの“ジャンプしたがる行動”、脳が刺激を欲しがっているサインかもしれません。
自閉症の子どもたちは、脳の感覚処理が未熟なため、「揺れ」や「重力刺激」などのダイナミックな感覚を求める傾向があります。
これは本人が“落ち着くために必要な刺激”を無意識に取りに行っている状態。
つまり、「高いところから飛ぶ」ことで、自分の体の位置感覚をつかもうとしているのです。
こうした感覚の偏りは、本人にどうにかできるものではなく脳の未熟さが原因。
だからこそ、止めようとするよりも、「どう関わるか」がとても重要になります。
子どもが安心して体を動かせる環境を整え、刺激を十分に満たす関わりをしてあげることで、行動は落ち着いていくのです。

今がチャンス!自閉症の子の「ジャンプ期」が落ち着きにつながる
ジャンプばかりしている時期は、実は「体の感覚を育てる」チャンスでもあります。この時期に、安心できる環境で思う存分体を動かす経験があると、子ども自身の“感覚の満足”が脳の中で積み重なっていきます。
そうすると、
・脳が「もう十分だよ」と学習する
・感覚が整理されていく
・必要以上に動かなくても落ち着けるようになる
といったプロセスを経て、ジャンプなどの激しい行動が少しずつ減っていくのです。
逆に、「危ないから」「みっともないから」と無理に止めると、脳が必要としている刺激を満たせず、別のかたちで癇癪などにつながることもあります。
だからこそ、「今この時期」に、安全に、満足できるかたちで動ける場を作ってあげることが、将来の落ち着きや行動の安定に直結するのです。

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我が家の自閉症の娘が「ジャンプし続けた日々」から「穏やかな日常」へ
娘は、家の中にある登れる場所という場所に片っ端から登っては、飛び降りてを繰り返していました。
ソファ、棚、洗面台、キッチンにまで登って飛び降りる…止めても止まらず、外でもベンチや段差を見つけてはジャンプ。
けれど、家では「好きなだけ飛んでいいよ」と安全に配慮しつつ、思う存分ジャンプできる環境を作っていったんです。
すると少しずつ、他の遊びにも目が向くようになり、ジャンプ以外の遊びを楽しめる時間が増えていきました。
そして 気づけば、「あれ?今日ジャンプしてない?!」と思う日もあるくらい、いつの間にか飛び降りる回数が減っていき、ジャンプばかりで気が休まらなかった日々が、穏やかな日常へと変わっていったのです。

お母さんがジャンプを見守る3つの関わり方のコツ
①登ってOK・飛んでOKの“ジャンプゾーン”を作る
布団やマットレス、クッションを重ねた“ジャンプコーナー”をつくると安心。
「ここでならジャンプしていいよ」と場所を決めておくことで、お互いにストレスが減ります。
その場でジャンプができるお子さんならトランポリンを置くのもいいですね。
②やめて欲しい時は「ダメ!」ではなく「降りてね〜」と言う
「〇〇ちゃん♪、降りてね〜」
具体的に行動してほしいことを言うようにしましょう!
子どもは「やめなさい!」と言われた時、案外どう行動していいかわからないものなんです。
③一緒に実況中継する
「おおっ、すごいジャンプ!」
「わあ〜っ!飛べたね!」
と、楽しさを共感する言葉をたくさん届けてあげてください。

「見てもらえた」「喜んでもらえた」経験が、心の安定にもつながりますよ^^
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか






