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“楽しい刺激”とセットにするから感覚を受け入れられる!
自閉スペクトラム症の子どもには、触られることが苦手な“感覚過敏”の特徴を持つ子が多くいます。
特に「足の裏」「頭」「手のひら」など、身体の末端部分は過敏さが出やすく、無理に触ろうとすると強い拒否反応が出ることも。
親としては、靴下を脱がせたい場面や着替えのときに困ってしまいますが、大切なのは「どう慣れさせるか」ではなく、どう“楽しい刺激”として受け取ってもらうかです。
感覚過敏な子が受け入れやすいのは、“嫌な刺激”を“遊び”に変えていくアプローチ。
なかでも「笑いながら触れ合えること」が、脳に「これは怖くない」「これは楽しい」と記憶させていく近道になります。

今、笑える刺激で「慣れる力」を育てるチャンス
感覚は、一定の刺激を繰り返すことで、少しずつ“慣れる力”が育ちます。
ただし、子どもが嫌がっている状態で触れ続けても、脳は「これは不快なものだ」と記憶してしまい、逆効果になってしまいます。
だからこそ、今やってほしいのは「楽しい記憶」として感覚に触れること。
くすぐったい、笑っちゃう、またやってほしい!そんな経験の積み重ねが、苦手な感覚をやわらげ、子どもの行動に変化を起こします。
親子のふれあいの中に「感覚に慣れるヒント」がありますよ。
そして、ヒントを引き出すのが、今回ご紹介する“一本足こちょこちょ遊び”です。

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感覚過敏で靴下を脱げなかった娘が“足の裏”で笑った日
うちの自閉症の娘は、小さい頃からこちょこちょ遊びが大好きでした。
特に「一本橋こちょこちょ」は、親子でできる唯一のふれあい遊びで、2歳の頃から、毎日のように楽しんでいました。
ただ、触れ合えると言っても足の裏だけは別。
靴下が脱げず、幼稚園でプールに入る時でさえ、「プール用靴下」持参で靴下を履いたままで参加させてもらっていたほどです。
ある日どうにか足の裏を触らせてもらえないかと、考えていた時にふと思いついて、「一本橋こちょこちょ」の歌を“足バージョン”に変えてみたんです。
題して、“一本足こちょこちょ”。太ももから始めて、階段登って〜階段降りて〜と歌い、最後にこちょこちょする。
太ももこちょこちょバージョンは大笑い。
そして、次にこちょこちょ〜っと楽しく慎重にそっと足の裏をくすぐってみると、真顔でしたが少し触らせてくれたんです!
繰り返すうちに少しずつ真顔が笑顔に変わっていきました。
それからは、靴下を脱いで「やってやって!」とリクエストしてくれるように。
大好きな遊びの力で、“触れても大丈夫な足”に変わっていったのです。

感覚過敏をやわらげる“こちょこちょ遊び”3ステップ
ステップ1:子どもが“笑うポイント”を探す
まずは太ももや膝など、足の中でも比較的触られても大丈夫な場所から始めて、どこでよく笑うか観察しましょう。
階段登って〜、階段降りて〜と“溜め”て期待させるのも楽しんでくれるポイントになります。
ステップ2:「くすぐったいね〜!楽しいね〜!」と実況中継する
声かけ声をかけながら一緒に笑うことで、楽しい気持ちがより深く記憶に残ります。
笑い声とともに「足を触られるのって楽しい」を脳に届けましょう。
ステップ3:足の裏も少しずつチャレンジ
遊びの中で触ることで、足の裏にも慣れてきます。
靴下を脱いだ時は「脱げたね〜!やった〜!」と、成功体験としてしっかり盛り上げてあげましょう。
子どもが笑う場所に、発達のスイッチがありますよ^^
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか





