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障がい児ママの “探すのがつらい ”を支えるソーシャルワーカーのちから
「子どもを幼稚園に行かせたいけど、うちの子は受け入れてもらえないかも…」
「一件ずつ探すのはしんどいし、断られるたびに心が折れそう」
そんなふうに感じて、動き出す前から気持ちが重くなっていませんか?
実は、そんな時にこそ頼ってほしいのが病院にいるソーシャルワーカーさんです。
「聞いたことはあるけどよくわからない」
「重い症状の人しか使えないんじゃないの?」
「うちには関係ないと思ってた」
そう思っているママも多いかもしれません。
だけど、それはとってももったいないこと。
ソーシャルワーカーさんは幼稚園や相談支援事業所の情報提供や申請書類のサポートだけでなく、
「どうしたらいいのかわからない」
「探すのがつらい」
というママの気持ちの整理や相談、家庭の状況に合わせた生活や育児への具体的なアドバイス、就学や将来の進路に向けた見通しづくりのサポートなどもしてくれます。
“動けない” 気持ちにそっと寄り添い、一緒に道を探してくれる存在なんです。
一人でがんばりすぎる前に、まずは「ちょっと聞いてもらう」だけでも大丈夫。
あなたの子育てを、もっと安心できるものにしてくれる「ちから」がソーシャルワーカーさんにはあるんです。

障がいのある子のママが疲れきる前に助けを求められる専門職のちから
ただでさえ毎日の子育てで手いっぱい。
そんな中で、わずかな時間をひねり出して、山ほどある幼稚園や支援先のリストを一つずつ調べ、電話をかけて、断られて、また次を探して…それって本当に辛いですよね。
電話のたびに「難しいですね」と言われたり、見学を申し込んでも「対応できません」と断られたり。
やっとの思いで動き出しても、心ない言葉でママの気持ちはどんどんしぼんでしまいますよね。
今は「特性のある子」が増えていると言われる時代。
幼稚園も行政もキャパオーバーで、誰かが悪いわけではないけれど、どうしても “断られる前提” で動かなければならない状況が増えています。
それはとてもつらいことです。
そして何より、ママの心が疲れきってしまうと、それは子どもにも伝わってしまいます。
子どもはとても敏感です。
ママが不安になったり落ち込んだりすると、子どもも落ち着かなくなってしまいます。
だからこそ、今、このタイミングで、一人でがんばらなくていい環境を整えることがとても大切なのです。

ママ友の経験が参考になった息子の相談員さん探し
私には身体障害と重度知的障害のある息子がいます。
これまでは特に社会福祉のサポートを必要とする場面がなく過ごしていましたが、市の方針で急に相談員さんをつけることになり、戸惑いました。
多くの家庭が一斉に相談員さんを探し始めたため、すでに枠がいっぱいで、どう探せばいいのか途方に暮れていました。
そんな時、同じ病院に通う別のママの話を思い出しました。
そのママはソーシャルワーカーさんに相談することで、補助員さんがつく幼稚園を見つけてもらったと言っていたのです。
その話を聞いて、私も思い切ってソーシャルワーカーさんに相談してみたところ、親身に話を聞いてくださり、無事に息子の相談員さんを見つけることができました。
この経験から、困難に感じる手続きや情報探しは一人で抱え込まず、ソーシャルワーカーさんの「ちから」を借りることがとても大切だと実感しています。

障がいのある子のママが安心して相談するコツ
ソーシャルワーカーさんに相談するのは初めての方には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、安心してください。
まずは子どもの受診している病院の主治医や看護師さんに「相談したい」と伝えるだけで大丈夫です。
病院の受付や相談窓口でソーシャルワーカーさんにつないでもらえます。
相談の時は、あらかじめ「困っていること」や「聞きたいこと」をメモにまとめておくとスムーズです。
例えば、
「子どもの特性」
「幼稚園探しがうまく進まない」
「福祉サービスの申請がわからない」
「育児の不安を話したい」
など、具体的な悩みを伝えられると、より的確なサポートを受けやすくなりますよ。
また、相談するときは遠慮せず、自分の気持ちを正直に話すことが大切です。
ソーシャルワーカーさんはあなたの味方になってくれます。
一度の相談で全て解決しなくても大丈夫。
気軽に何度でも相談してくださいね。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 岩村 萌永(いわむら もな)







