「うちの子、全然ごはんを
食べてくれないんです…」
そんなお悩みをよく聞きます。
実は、
自閉症の子が偏食になるのには
主に3つの原因があるので
解説していきます^^
① 感覚過敏ーーーーー
食べ物のにおいや見た目、
食感、温度、味などに対して
とても敏感な子がいます。
たとえば、
療育の先生時代にAくんは
ニンジンを食べた時に
「口の中でチクチクする」
とに話していました。
大人にはわからないような
違和感を子どもは
感じていることがあります。
② こだわりーーーーー
いつもと同じ形・色
盛り付けじゃないと
食べられない。
という子もいます。
「白いごはんじゃなきゃ嫌」
「このスプーンじゃなきゃ無理」
といったこだわりは
不安を避けようとする子どもの
“安心行動”でもあるのです。
放課後デイで出会った
Bちゃんが持っていた
ごはんのこだわりはコレ▼
✅炊き込みご飯NG
✅少し時間の経過した
少し黄色みのあるご飯NG
大人だと
気づかないくらいの変化に
強いこだわりがありました。
③ お口の筋力が弱いーーーーー
噛む力や飲み込む力が弱く
そもそも
咀嚼(そしゃく)そのものが
難しい子もいます。
◆やわらかいものしか食べない
◆すぐに飲み込んでしまう
◆固いものを避ける…
といった行動には
筋力の発達が関係していることも
少なくありません。
いずれの場合も
無理やり食べさせようとすると
食べることそのものが
「怖い体験」
になってしまう可能性も。
痛いのに
無理やり食べさせられたら
「食事」自体が
楽しくないですよね。
まずは、
子どもが安心して食べられる
「好きなもの」
ばっかりだってOK!!
“食べることは楽しい”
という気持ちを育てることが
偏食を改善していく
第一歩ですよ^^





