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自閉症の子がオウム返しばかりで会話にならない…正しい関わり方とは?

2025年10月31日

「ことばが遅くて心配…」

おうちでの声かけが会話力を育てます
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「これいる?」と聞くと「コレイル?」とそのまま返ってくる。何を聞いてもオウム返しばかりで、会話にならない…と不安になっていませんか?自閉症の子に見られるオウム返しは、実は意味のない言葉ではありません。この記事では、なぜオウム返しが起こるのか、そして会話につなげるためにママができる関わり方を解説します。

ママの肯定の声かけがオウム返しを会話に繋げるカギ


「これいる?」と聞くと、「コレイル?」とまねっこする。
──そんなオウム返しばかりのやりとりに、もどかしさを感じたことはありませんか?


「オウム返し」や「エコラリア」は、自閉症の子どもによく見られる言語発達の段階のひとつです。


どちらも「聞いた言葉をそのまま繰り返す」という点では似ていますが、実は少し意味が異なります

  • オウム返し:言葉の意味よりも、音をそのまままねる要素が強い
  • エコラリア:本人なりのコミュニケーションの意図を含むことがある

たとえば、お母さんが「おかえり」と声をかけたときに、「オカエリ」と返してくる場合。


もしそれが「なにか答えなきゃ」という気持ちから出た言葉なら、それは立派なエコラリアです。


つまり、エコラリアには「伝えよう」とする意図が隠れていることが多いのです。


また、エコラリアには2種類あり、即時性エコラリア遅延性エコラリアがあります。


例えば「何食べたい?」と問うと「ナニタベタイ?」と即座に返ってくるものを即時性エコラリア


▼この子の会話もエコラリアです^^


それに対して


・数日前に見たテレビCMのセリフを 唐突に繰り返す
・保育園で先生が言っていた何気ないことばを家で何度も口にする
・過去に印象的だった話を何の脈絡もなく話し出す


など、以前聞いた言葉を会話の文脈とは無関係に特定のことばやフレーズを後になって繰り返すもののことを遅延性エコラリアと言います。

即時性エコラリア・遅延性エコラリアは、ことばが出ている自閉症の子どもの約85%にみられる特徴だということが報告されています。


ここで重要なポイントは、即時性エコラリアであろうと遅延性エコラリアであろうと、エコラリアは『本人としては、コミュニケーションの意図を含んでいる場合がある*』ということです。


(*エコラリアには7種類あるので、コミュニケーションの意図を含んでいない独り言要素の強いエコラリアもあります。)


つまり、自閉症の子の表現したい気持ちがエコラリアには含まれているため、字面に騙されて「わけがわからない・・・」と呆れたり否定的な注目をせず肯定的に受け止めてあげてください。


▼たとえばこんな場面



この子がフォークを手に取り食べ始めたら、ちゃんとこの子なりにエコラリアで返事をしていたということになります^^


そのため、一見意味をわかっていなさそうな子どものエコラリアの奥に潜んでいる本当の意味を見出すことによって、関わり方も根本的に変わってきませんか?^^


自閉症のお子さんはことばを発することそのものに不安感をもっている子達だからこそ、一生懸命発したその「エコラリア」をママが受け止めてくれることが、さらにことばを伸ばすカギになるのです。

オウム返しへのママの対応が自閉症の子の会話力の伸びを大きく分ける


自閉症の子にとって、「伝えたい」と思える気持ちを育てることは、ことばの土台そのものです。


けれども親の反応次第で、そのコミュニケーション意欲を削いでしまうこともあります。


エコラリアを「意味がない」と感じてがっかりしてしまうと、子どもは次第にこう考えます。


問われていることの答えを考えるのではなく、


「同じように返しておいたらいいんだ」
「ここでは言わないでおこう」
「コミュニケーションはしないですませよう」


──こうして、会話の芽が閉じてしまうのです。


一方で、「返してくれたんだね」と肯定的に受け止めると、子どもは「伝わった!」という喜びを感じ、もっと話したくなります。


その違いが、会話力の伸びを大きく分けていくのです。

オウム返しばかりだった自閉症息子が「考えて答える」ようになるまで


私の息子は、2歳半ごろからオウム返しが始まりました。


「これいる?」と聞くと、「コレイル?」と語尾の上がり方までそっくり真似して返す。


4歳半になっても、「これいる?」という簡単な質問にさえ答えられませんでした


まるで、ことばの発達が止まってしまったようで、「一生会話できないんじゃないか」とただただ悲しくなったり、イライラモヤモヤし続けていました。


当時の私は、息子のオウム返しを聞くたびに「意味がわかっていない」とがっかり。


ですが、その受け止め方こそが、息子の“伝えたい気持ち”を潰してしまっていたのです。


けれども私がエコラリアでも(こんな返事をしてくれたんだな)と本心を理解する努力をしていったことによって息子は少しずつ考えて言葉を選ぶようになりました。


返答に時間はかかるけれど「今日何食べたの?」と聞くと


「・・・・みかんと〜・・・唐揚げ」


など考えて答えてくれるようになったんです^^

オウム返しを会話に繋げる声かけ


もしあなたのお子さんがオウム返しをしていたら、 「違う!そうじゃなくて」ではなく、こんなふうに声をかけてみてください。


「答えてくれてありがとう」
「〜だね」と代弁する
など


これが、“肯定の声かけ”です。


もっと詳しく知りたい方に向けて


◆オウム返しからことばが伸びないのはなぜ?
┗7種類のエコラリアについて

◆オウム返しされたらどんな声をかければいい?

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・・ ―― 自己紹介 ―― ・・
一方通行の会話で止まってしまっている自閉っ子の『言葉』を伸ばす専門家です。会話の苦手な自閉っ子の子育てで、寂しい思いをしているママへ。愛着を深く育むと、欲しかった会話力が手に入ります。その夢、私と一緒におうち療育で実現しませんか?

 

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