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5歳で発語なしの原因は脳の回路?ママの声かけでことばの脳は育つ
ことばがでないのは本人のやる気の問題でも性格のせいでもありません。
実は脳のどこが育ち途中なのかが違うだけなんです。
子どもが「聞く → 理解する → 話す」までには5つの脳の回路が協力しています。

5つの回路がうまくつながるとおしゃべりのスイッチが入るのです^^
説明しますね!
① 情報を取り込む回路(目・耳・感覚)
見る・聞く・感じることで世界の情報を集めます。
ママの顔・声・ぬくもり──この段階で安心と自信が育ちます。
この回路がまだ育ち途中だと…
「聞いているのに反応が薄い」
「注目が続かない」ように見えます。
② 意味を理解する回路
取り込んだ音や映像を意味として結びつける。
「ママ=お母さん」
「ワンワン=犬」
などを覚えていきます。
育ち途中だと…
「話しかけても伝わりにくい」
「音は聞こえてるのに意味が伝わらない」
状態になります。
③ 感情と記憶の回路
「ママの声=安心」
「名前を呼ばれる=うれしい」など
“感情”と“記憶”をつなぐ部分です。
育ち途中だと…ことばを聞いても気持ちが動きにくく反応が乏しく感じます。
④ 考える回路(組み立て・想像)
頭の中で「なんて言おうかな?」を考えるエリア。
ここでことばや動作のプランを立てます。
育ち途中だと…
「伝えたいのに出てこない」
「ことばが詰まる」
といった様子になります。
⑤ 表現する回路(行動・絵・文字・言葉)
思いや考えを外に出す“アウトプットの回路”。
話す・指さす・絵を描く・文字を書くすべてが「表現」です。
育ち途中だと…
喃語や宇宙語、言葉以外の方法(表情・クレーン・指差し)で伝えようとします。
これら5つの回路はお互いにつながることでことばになります。
つまり──ことばは“教える”ものではなく、脳がつながった結果として“でてくる”もの。

だから、おうちでママが“脳を育てる関わり”をするだけで子どものことばの伸び方はガラッと変わります。
「様子見」ではなく今、脳を伸ばすことがその後の発語につながる
病院や保健師さんから「様子を見ましょう」と言われたことはありませんか?
実はいま発達が気になる子が“習い事感覚”で受けられる療育サービスのニーズが高まっていて小児発達のドクターが逼迫しているーー
その結果困りごとが特性によるものなのかどうかを見極めるーーそんな現実があるそうなんです。
実際、発達検査の初診は早くて3ヶ月待ち、受給者証の交付まで半年待ち、療育事業所の利用は1年待ちなんてこともあります。
そんな中で——“本当に支援が必要な子”が脳のゴールデンタイムを逃してしまっているんです。
たしかに、脳は何歳からでも発達します。
けれども、細胞の発達が著しいのは3歳まで、次に大きく伸びるのが3〜6歳までという研究もあります。
つまり、いますぐ脳に刺激を届ける、脳を育てるという視点が欠かせないんです。

ママがおうちで脳を育てることで「様子見する時間」を子どもが発達する時間に変えられます。
いまが、これからの人生で一番早いタイミングです^^
5歳で発語なしの自閉症息子が「ママ」と言えるようになったストーリー
私の息子は重度知的障害と自閉症がありますが、5歳で発語がありませんでした。
喃語もなく、不明瞭な発声がある程度でした。
そんな息子が7歳で初めて「ママ」と言ったんです。
脳を育てる声かけを学び、できていることに注目する声かけ・関わり方をしていくと、まずは笑顔が増えて、クレーンで要求もできるように なりました。
そして、息子が「アア〜」と不明瞭な発声をしていたら 「アアアだね!」とできたことを伝えると喃語がでるようになり、
「マママママ」と言えたら 「ママって言おうとしたね!」 「ママだね!」と笑顔で返しました。
ことばを伸ばす声かけ習慣を意識してから3ヶ月で、ついに私の目を見て「ママ」と呼んでくれたのです。

発語なしから言葉を引き出すママの声かけ
言葉を伸ばすためには、家庭で「脳を育てる関わり」をすることが何より大切です。
とはいえ、「どんな声かけをすればいいの?」「何から始めればいいの?」と迷う方も多いですよね。
そんなママのために、脳科学の視点からまとめた電子書籍
『ことばの出ない子がママと言えるようになるおうちの声かけ週間』
をお配りしています。
今の「様子見」を、ことばが出るチャンスに変えていきましょう!

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- 脳が育てばことばは増えます!
無発語で言語理解の乏しかった知的障害を伴う自閉症の息子が「ママ」と言えるようになりました^^
褒めているのに、丁寧に向き合ってるのに上手くいかない。うちの子は難しい。そう感じているお母さんはお子さんの脳を根本的に育てる方法を一緒に見つけていきましょう!






