おうち療育

自閉症の子の親はつらい…「預けたら崩れる」と思っていた私が、離れて気づいた意外な変化

▼嬉しい声が続々と届いています^^
「気持ちが伝わらず癇癪になっていた子が、少しずつことばで伝えてくれるようになりました」(年長男の子のママより)
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自閉症の子の親はつらい…そう感じていた私。学校で不安定になっていた息子を預けて出かけることに迷いながらもセミナー運営に参加し、その経験を通してママの笑顔が子どもの安心につながると気づいた体験をお伝えします。

自閉症の子の親はつらい…そう感じていた私に生まれた「セミナーに参加したい」気持ち


私には、知的障害を伴う自閉症の診断を受けている、支援級3年生の息子がいます。


以前の私は、息子のかんしゃくやこだわりに振り回される毎日でした。


「私がいないとこの子が困る」
「いつも一緒にいる私ですらへとへとなのに、夫や誰かに預けるなんて無理」


本気でそう思っていたんです。


自閉症の子の親はつらい。


そう感じることも何度もありました。


子どものことが心配で、自分のことはいつも後回し。


笑顔でいたいのに余裕がなくて、親として我慢することばかりでした。


そんなつらい日々が少しずつ変わったのは、子どもの脳を育てる声かけ、発達科学コミュニケーションを学んだからです。


困りごとに振り回される毎日が少しずつ減り、息子は3か月で言葉が伸び、かんしゃくを起こす回数も減っていきました。


その自閉症の子の脳を育てる声かけを教えてくださったのが、師匠である今川ホルンさんです。


今年の1月には、ホルンさんの2冊目の出版を記念して、名古屋で精神科医のさわ先生を招いたセミナーが開催されることになりました。


そして、そのセミナー運営に関わるお話をいただいたのです。


今の私には、息子を預けてでも「参加したい」という気持ちがはっきりありました。

学校で不安定な息子を預けることに迷った日


とはいえ、すぐに「参加します」とは言えませんでした。


息子を夫や家族に預けること自体は、これまでにも何度か経験しています。


3年前には、帰宅後に「ママ、ママ」が強くなって、べったりになったこともありました。


それでもその後は、回数を重ねるごとに、意外とあっさり送り出してくれるようになり、泊まりで出かけることもできるようになりました。


祖母に預かってもらった日をきっかけに一人で寝るようになったり、自立が進んでいくこともあったんです。


だから、「きっと大丈夫」という気持ちもありました。


ただ、今回迷ったのは、息子が学校でのトラブルもあって、情緒的にとても不安定だったからです。


このタイミングで私が家を空けたら、また3年前のようにママべったりに戻ってしまうかもしれない。


もっと不安定になってしまったらどうしよう。


そんな不安が、ずっと心の中にありました。


そして、情緒不安定になっている息子を、最近ずっと仕事で忙しい夫に頼むのも気が引けました。

「迷ったら勇気のいる方へ」師匠の言葉で一歩踏み出せた


迷った私は、師匠である今川ホルンさんの言葉を思い出しました。


「迷ったら勇気のいる方へ」


やっぱり私は行きたい。


なぜなら、これまでもリアルでホルンさんや同じ受講生の仲間に会うたびに、視野が広がり、自分の夢も息子の未来も前向きに考えられるようになっていたからです。


そして何より、私自身が笑顔になれる時間だとわかっていたからです。


不安はあっても、それでも行きたいと思えるだけの意味が、私にはその場所にありました。


行きたい気持ちを素直に伝えると、夫は「行ってくればいいよ」と快く背中を押してくれました。


息子にも話をして、当日はパパと何をするのか楽しみを決めるなど準備を始めました。


何時に出かけて、いつ帰ってくるのか、スケジュール表を作ったり、おやつは何にするか相談したり。


準備をしていくうちに、息子も「〇〇買いにいく!」と楽しみを口にするようになり、少しずつ私の気持ちも整っていったんです。


親だから我慢するのが当たり前。


自分のことは後回しで当然。


そんなふうに思っていたけれど、自分の気持ちをちゃんと大切にすることも、決して悪いことではないのかもしれないと思えました。

ママが笑顔でいることが子どもの安心につながる


会場に着き、ホルンさん、そして同じ自閉症のお子さんを育てるママさんたちに会えただけで胸がいっぱいになりました。


準備でバタバタしながらも、合間に交わす会話が楽しくて、幸せな時間になったんです。


そして、精神科医であるさわ先生のお話にもとても感動しました。


さわ先生ご自身も、発達特性のあるお子さんを育てていらっしゃいます。


そのさわ先生が、発達がユニークな子たちの心の中にある気持ちを、こんな言葉で伝えてくださいました。


「子どもは安心したい」
「子どもは怒らないでほしい」
「子どもは自立したい」
「子どもは信じてほしい」
「子どもは見守ってほしい」
「子どもは受け入れてほしい」



そして最後に、


「お母さんは、ただ、そばで笑ってくれるだけでいいんだよ」


その言葉を聞いたとき、私は自分に問いかけました。


私は息子に安心を手渡せているだろうか。
信じて待てているだろうか。
そして、私は笑えているだろうか。


子どものために頑張ることは大切。


だけど、ママが笑顔でいることも同じくらい大切なのかもしれない。


ママが満たされていると、声かけもどこか優しくなる。
ママが笑顔だと、子どもも安心できる。


そのことを、あらためて感じた時間でした。

自閉症の子の親だからこそ、自分の笑顔も大切にしたい


帰宅すると、息子が笑顔で「ママ、おかえり〜」と出迎えてくれました。


聞いてみると、その日はパパと2人で公園に行ったり、本屋に行ったり、買い物をして過ごしていたそうです。


しかも、公園は1つではなく2つもはしごして遊んだと聞いて、思わず驚きました。


私と2人で出かけるときよりも、ずっとアクティブに過ごしていたのです。


学校でのことがあって不安定な時期だっただけに、パパとの時間を息子なりにしっかり楽しめていたことが伝わってきて、ほっとしました。


そして、パパと一緒に買ったおもちゃや本を、誇らしげに見せてくれたのです^^


その笑顔を見て、はっきりと感じました。


息子の笑顔が、やっぱり一番大切。


でも、私が笑っていないと、その笑顔は続かない。


自閉症の子の親だからこそ、子どものことを最優先に考えてきました。


けれど、その中で私自身の笑顔まで後回しにしなくていい。


自閉症の子を育てるママである私も、自分の人生を楽しんでいい。


そして、息子にも自分の人生を楽しんでほしい。


だからこそ、まずは私が笑顔で楽しむ背中を、息子にも見せていきたいと思います^^

発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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