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自閉っ子がおもちゃで遊んでいて遊び方が違うなと思ったことはありませんか?
自閉っ子が、本来の遊び方ではない方法でおもちゃを使っているところを見たことがあるかもしれません。
ブロックを積まず並べてみたり、絵本を読まずに床に並べたり。
そんな時に「違うよ。それはこうやって遊ぶんだよ」と正しい遊び方を教えようとすることもあると思います。
脳は正しい遊びではなく、楽しい遊びの方が好き
脳は好きなことをしている時に発達します。
好きなことをしている時は、やる気ホルモンであるドーパミンが出て、記憶や学習、思考、運動などを司る脳の領域にとてもいい刺激を与えてくれるのです。
ですので、本来の遊び方を教えるよりも、自閉っ子が自分で考えた遊び方にママが興味を持ち、声をかけていく方が、脳が育つのです。
自閉っ子の娘も正しい遊びをしてくれませんでした
2歳頃に三輪車を購入しましたが、体が小さく自分で漕ぐことができませんでした。
ですが、私が押せば乗っていられたので、公園に行きお散歩をしていたのですが、いつからか、自分で三輪車を横にしてタイヤをくるくる回して遊び始めたのです。
疑問に思う私は、「お手て汚くなっちゃうから、やめよう」とか「三輪車って乗るんだよ」とやめて欲しくて注意や正しい遊び方ばかり教えようとしていました。
ですが、毎回タイヤをくるくる回していたので、それが娘にとっては楽しい遊びなのかなと自分自身が気持ちを切り替えたことで、受け入れられるようになりました。
そして気がついたら、タイヤを回すこともなくなり、三輪車に乗って遊んでくれるようになりました。
自閉っ子の遊び方をママは優しく見守ってください
「こんな遊び方をするのね」「〇〇くんはこの遊びが好きなんだ」とお子さんの遊び方に興味を持って対応しましょう!
否定をせず「いつかはしなくなるだろう」と、おおらかな気持ちで、「正しい」遊び方ではなく「楽しい」遊び方をしているお子さんを優しく見守ってあげてください^^
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発達科学コミュニケーション トレーナー 長瀬楓
▼Instagramでも自閉っ子を伸ばす声かけを紹介しています^^
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