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知的障害のある自閉症児はママの声かけで挑戦できるからきょうだい児と遊ぶようになる!
知的障害のある自閉症児は他人に興味を抱きにくい特性があります。
なぜなら特定の興味へのこだわりがあることや、他人の感情を読み取りにくいこと、感覚の過敏さから音や光、周囲の人の動きに対して過剰に反応することもありますよね。
そのために他人との接触がストレスになること、社会的なコミュニケーションそのものの理解が難しいということがあるからです。
しかし、子どもの特性を理解できるママがサポートすることで、知的障害のある自閉症児もきょうだい児も、安心して遊びに挑戦できるようになります^^
さらに、ママが声かけをすることで成功体験を積み重ねることができるため、自信をつけることにも繋がり、自発的に関わろうとする意欲が生まれてくるのです!
知的障害のある自閉症児ときょうだい児が一緒に遊んでくれるようになるといいな、と思うママはぜひ声かけテクニックを身につけてくださいね♩

他人に興味のなかった知的障害のある自閉症児がきょうだいと一緒に遊んで笑顔が増えた
わが家の知的障害のある自閉症児の太陽くんはまだことばが出ておらず、理解もゆっくりな支援学校1年生です。
太陽くんには次郎くんと三郎くん、2人のきょうだいがいます。
太陽くんは他人に興味がなく、ひとりで過ごすことが多いです。
もちろん、ひとりで過ごすことに私が困っている訳ではありませんし、問題がある訳でもありません。
けれども、そもそもきょうだいを認識できているのかわからないような感じなのです。
このままでいいのだろうかと思った私は、肯定的なコミュニケーションを意識して取るようにしていきました。
太陽くんに実践し、さらに、きょうだいにも同じように接するようにしていったのです。
すると、太陽くんは次郎くんのマネをして倒立することがブームになったり、三郎くんにツンツンして笑うようになりました^^
きょうだいたちも私のマネをして太陽くんに肯定的なコミュニケーションをするようになったことも、きょうだいのコミュニケーションが円滑になったポイントだとも思っています♩

知的障害のある自閉症児がきょうだい児と遊ぶようになる声かけは今から取り組もう!
知的障害児は発達が全体的に未熟で成長がゆっくりですし、自閉症の特性も併せ持つならば様子見はNGです!
いますぐママが知的障害のある自閉症児とそのきょうだい児への接し方を肯定的なコミュニケーションにしていきましょう!
肯定的なコミュニケーションで、知的障害のある自閉症児の理解力は伸びて、社会性も身につけることができるようになりますよ♩

知的障害のある自閉症児がきょうだい児と遊ぶようになるママの声かけテクニック
ママは①笑顔で②優しく③ゆっくりと間をおいて、①目から入る情報を②③耳から入る情報をポジティブなものにしましょう!
そして④できたことを⑤褒めるように声かけしてきょうだいでも共有してくださいね♩
(例)
「太陽くん〇〇しているね!」「すごいね!(イエーイのグーサイン)」
「太陽くん△△しようね!」「できたね!(イエーイのハイタッチ)」
太陽くんに、「次郎くん〇〇しているね!」「すごいね!(みんなでグーサイン)」
太陽くんに、「三郎くん⬜︎⬜︎しようね!」「できたね!(みんなでハイタッチ)」
子どもたちはママがコミュニケーションを肯定的なものにすると仲良くすることができます^^
ぜひやってみてくださいね!

発達科学コミュニケーション
トレーナー ひがしひかる