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「今日はブランコしたよ!」言葉の遅れがある自閉症の子が園の出来事を話せるようになる3ステップ

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言葉の遅れが気になる自閉症の子も、スモールステップで練習すれば幼稚園の出来事を話せるように♪発達段階に合った関わり方と具体的な声かけ方法を紹介します。

言葉の遅れがあっても大丈夫!自閉症の子に合うスモールステップで幼稚園の話ができるようになる♪

「今日、幼稚園で何したのかな?」
「楽しかったかな?」
「何か嫌なことなかったかな?(かんしゃく起こしてないかな…)」


親としては毎日とっても気になりますよね。


ですが、「今日は幼稚園で何したの?」という質問にいきなり答えるのは、実はとても難しいんです。


なぜかというと、幼稚園での出来事を話すには、子どもにとって次の2つの力が必要だからです。


1:今日あったたくさんの出来事の中から「ひとつ」を選び出す
2:選んだ出来事を「自分の言葉」で説明する


さらに、2つの力のうち「自分の言葉で説明する力」が育つには次のようなステップを踏む必要があります。


①ママや相手に「伝えたい気持ち」が育つ
②目の前のことや、今ここで起きていることが話せる
③目の前にないことや、過去・未来について話せる



「幼稚園の話をする」というのは、まさに3番目=過去のことですよね。


特に自閉症の子は、「目に見えないこと」や「過去の出来事」を理解・想像するのが苦手です。


だからこそ、「幼稚園の出来事を話す」というのは、とても高度で難しいことなんです。


ですが、大丈夫。


少しずつステップを踏んで練習していけば徐々に話せるようになっていきます^ ^

言葉の遅れのある自閉症の息子が幼稚園のことを教えてくれた感動の日

わが家の自閉症息子も以前は、「今日何したの?」と聞いても無反応


一言返ってきても「遊んだ」だけで、内容はさっぱりわかりませんでした。


「何して遊んだの?」「誰と?」と聞いても、オウム返しか、無視されて終わり


なので、「今、目の前にあるもの」から話す練習をしていったんです。


たとえば、息子がレゴを作っていた時に、「〜作ったんだね!」と目の前のものを言語化したり、「何を作ったの?」と答えやすい質問をしたり。


また、過去に撮った写真を一緒に見ながら「これ楽しかったね〜」と振り返ることもよくしていました。


そんなやり取りを続けていくうちに、ある日ふと「今日はブランコで遊んだよ〜」 と、園での出来事を教えてくれるようになったんです。


そのときの感動は今でも忘れられません。


その後、登園しぶりをした時にも「ダンスの練習が難しい」と行きたくない理由を話してくれるようになり、幼稚園での困りごとも解決しやすくなっていきました。


話す力は一気には育ちませんが、ステップを踏めばちゃんと伸びる力なんだと、息子が教えてくれたんです。


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「そのうち話せるかな…」と待つのはもったいない!今から始めるのが大切な理由

園や学校での出来事を話せるようになると、子どもにとっても親にとってもメリットがあります。


特に大切なメリットとして以下に2つご紹介します。


①困ったときに助けを求められる

園や学校で困ったことがあっても、それを誰かに伝えられる力があれば安心ですよね。


小さなSOSを言葉で出せるようにしておくことは、将来の自己防衛力にもなります。


②親子の会話が増え、関係が深まる

「今日は何があったの?」「それ、楽しかったんだね!」 そんなやりとりができるようになると、親子の信頼関係もグッと強くなります。


だからこそ、話せるようになるタイミングを「そのうち…」と待つのではなく、今から少しずつ練習していくことがとても大切なんです。

言葉の遅れがある自閉症の子が園の出来事を話せるようになるまでの声かけ3ステップ

◇ステップ1◇伝えたい気持ちを育てる

まずは「ママに伝えたい」という気持ちが芽生えるように関わっていきましょう。

  • 肯定的なコミュニケーションを意識する
  • 要求ばかり、オウム返しばかりでも、否定的に捉えずに「伝えてくれてありがとう」「答えてくれてありがとう!」と肯定する


ママに受け止めてもらえる喜びが、子どもの「話したい気持ち」を少しずつ育てていきます。

ステップ2◇今起きていることを話せるようにする

「実況中継」のように、今やっていることに言葉を添えて言語化のお手伝いをしてあげましょう。

  • 「〇〇してるね」
  • 「〇〇が△△してるね」


このとき、子どもの今の発語+1語を意識するのがポイントです。

  • 無発語であれば → 単語で話しかける
  • 単語であれば → 2語文で話しかける
  • 2語文であれば → 3語文で話しかける


一歩ずつ丁寧に言葉を増やしていきましょう。

ステップ3◇:過去の出来事を話せるようにする

過去のことを話せるようにするためには、以下のポイントが効果的です。


ポイント①まずは過去のできごとを可視化して話す


例えば、楽しかったできごとを写真で撮っておいて、それを見ながら「~して遊んだね!」「楽しかったね」と、一緒にお話することです。


ポイント②感情を伴った記憶を思い出して話す


成功体験だったり、めちゃくちゃ楽しかった!うれしかった!などの感情を伴ったものだと記憶されやすいので、質問した時に答えやすいです。


ポイント③直近の過去から話す


当然ながら、時間が経てば経つほど忘れてしまうものなので、直近の過去から話してみましょう。


おでかけした、旅行に行ったなど大袈裟な出来事ではなくても、おうちの中での過去の出来事や、さっき見たテレビの話題などでもいいですね。


ポイント④トピックを限定して質問をする


子どもが“過去の出来事から一つを選び出す”という負担を減らしてあげることも大切です。


質問するときは、トピックを絞ってあげましょう!

  • 「給食、何食べたの?」
  • 「朝の時間、何して遊んだの?」

具体的に聞くことで、子どもが思い出しやすくなりますよ。


いかがでしたか?


焦らず、スモールステップで。
子どもが「話せた!」という小さな成功体験を積み重ねることが、未来につながっていきます^^


発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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