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クレーン現象=自閉症なの?クレーン現象ばかりの子が言葉で伝えられるようになるママのおうち対応

2025年8月8日

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「気持ちが伝わらず癇癪になっていた子が、少しずつことばで伝えてくれるようになりました」(年長男の子のママより)
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言葉が遅い自閉症の子に「ことばで言ってよ…」と焦っていませんか?自閉症の子によく見られるクレーン現象は、“伝えたい”気持ちのサイン。ママの関わり方次第で、クレーン現象も言葉を育てる芽になりますよ。今日からできる対応をご紹介します!

クレーン現象はダメじゃない!!ママのポジティブ対応が自閉症の子のことばを伸ばす♪


クレーン現象とは?

クレーン現象とは、自分で言葉にできないときに、大人の手を引っ張って目的の物を取らせようとしたり、自分の代わりに何かをやってもらおうとする行動のこと。


あたかも大人の手を"クレーン"のように使って、「あれを取って」「〜やって」と伝えている状態です。


言葉を話せない自閉症の子どもたちがよく見せる行動の一つですが、実はこれは「伝えたい」という気持ちの表れ。


コミュニケーションのスタートラインに立っている証拠なんですよ。


なぜ自閉症の子はクレーン現象を起こしやすいのか?

自閉症の子は、言葉を使ってのやりとりや、人との関わり難しさがあることが多いですよね。


そのため、伝えたい気持ちはあっても、どうやって伝えていいかがわからず、ことば以外の手段としてクレーン現象を使うのです。


クレーン現象は、言葉が出る前の自然な段階として、定型発達の子どもたちにも見られます。


どうしても、クレーン現象がみられると自閉症なのでは?不安になってしまうママが多いですが、自閉症でも自閉症ではなくても対応は同じなんです。


クレーン現象は、子どもが「人に伝えよう」としている大事なサイン。


「何か伝えようとしてるね」
「ママに頼んでくれて嬉しいよ」

そんなポジティブな関わりが、次のステップである“ことば”につながっていきます。


ママに伝えて、答えてもらえた、というやりとりのなかで相手に伝えたい気持ちがより育っていくんです。


その伝えたい気持ちがことばを育てる大きな大きな土台になります。

クレーン現象を最短でことばに繋げるには今すぐ対応を始めよう!


クレーン現象がみられると「なんて言うの?」「ことばで言って!」って言ってしまいますよね。


こうしたネガティブ対応を毎回されてしまうと、子どもは「伝えてもわかってもらえない」と感じ、伝える意欲が失われてしまうこともあります。


だからこそ、たとえクレーン現象であっても、「伝えたい!」という気持ちが見えたタイミングはチャンス。


その伝えたい気持ちを受け止めて、「伝えられた!」という成功体験を積み重ねていくことが大切です^^


「伝えたい」気持ちが育てば、自然とママとのやりとりも増え、「ことば」に繋がっていきますよ!

クレーン現象をなんとしてもやめさせたかった…ネガティブ対応を続けた私の後悔とおしゃべりまでのストーリー

私には、3歳の頃に自閉症と軽度知的障害の診断を受け、今は支援学級の3年生になる息子がいます。


1歳になる前からクレーン現象が見られ、内心、自閉症かもしれない…不安を抱えていました。


もちろんクレーン現象=自閉症ではありません。


実際、言葉の発達が早い定型発達のお友達の中にも、一時的にクレーン現象が見られた子がいて、その様子を見て少しホッとしたこともありました。


ですが、息子は1歳半を過ぎても言葉が出ずクレーン現象も続いていたんです。


私は「なんとかしてクレーン現象をやめさせたい」という焦りから、つい冷たく対応してしまいました。


息子がクレーンで要求を伝えてきても「なんて言うの?」「言わなきゃわからないでしょ!」と。


でも、そんなネガティブな対応では息子の「伝えたい気持ち」がしぼんでいくばかりだったんです。


結局、息子のおしゃべりはゆっくりなまま・・・年長さんになっても2〜3語文。


会話はほとんどできず、クレーン現象もまだ残っていました。


そんな会話のできない息子と会話のキャッチボールができるようになった転機は、私が「伝えられたこと」を喜ぶようになったこと。


クレーンでも、オウム返しのようなことばであってもポジティブに受け取って声かけや対応をするようになったからでした。


息子がクレーンで伝えてくてくれたときには「伝えてくれてありがとう」という気持ちで、「〜とって欲しいんだね」「〜して欲しいんだね」と代弁したり、可能な限り要求を聞くようにしました。


すると、息子のことばはどんどん伸びていったんです!


3ヶ月後には、自分の要求をことばで伝える力がつき、「何がしたいか」「何がイヤか」「どうしてほしいか」がハッキリわかるようになってきました^^


さらに、要求だけでなく、


「幼稚園で何をして遊んだか」
「どんな気持ちだったか」まで話せるようになっていったんです。


息子とのやりとりの幅がぐんと広がり、会話のキャッチボールができるようになったことで、育児が本当に楽になりました。


ですが、ことばが伸びたことに感動した一方で、息子が年長になるまで、ことばが伸びにくい対応ばかりしてしまったことに、ものすごく後悔もしました。


ですから、今クレーン現象で悩んでいるママさんには、なるべく早くことばを伸ばす対応を知って欲しいなと思っています。


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クレーン現象をことばに繋げるママのポジティブ対応


ポイント1:肯定的に声をかける

まずは、子どもの気持ちに気づいて反応することから始めましょう。


クレーンで手を引かれたら、「教えてくれてありがとう」「これが欲しいんだね」と受け止めて、子どもの意図を肯定的に伝え返してあげましょう。


意図が分からないときも「伝えてくれてありがとう!これかな?」と肯定的に関わってあげてください。


◇ポイント2:モデルをそっと見せる

クレーン現象で伝えてきたときに、ただ取ってあげるのではなく、そっとことばでモデルを見せましょう。


「ジュース、ちょうだいだね」


そして、笑顔でジュースを渡してあげてください。


◇ポイント3:一語でも出たら大よろこび!

もし子どもが声を出したら、それがどんな音でも“伝えようとした”として反応してあげることが大事です。


クレーン行動と同時に「ま〜」など喃語を言っただけでも、「ママにお願いだね!」「“バナナ”だね」と笑顔で返してあげましょう。


「ことばって楽しい」「ことばを使うとわかってもらえる」そう感じることで、発語の意欲が高まります。

クレーン現象は、ことばが出ない子どもたちが「人に伝えよう」とする大切なサイン。


否定せず、ポジティブに受け止めていくことが、次の“ことば”につながります。


特別な教材や道具がなくても大丈夫。


ママの声かけと関わり次第で、お子さんの「伝えたい気持ち」が育ち、やがてことばとして花開いていきます。


焦らず、一歩ずつ。


クレーン現象をことばに繋げていきましょう!!


発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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