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癇癪が落ち着いたはずだった自閉症息子・・・
今年、小学校3年生になった息子は「知的障害を伴う自閉症」と診断されており、地域の小学校の特別支援学級に通っています。
幼稚園の頃は癇癪がひどかったのですが、おしゃべり上達メソッドで正しい対応方法を学び、言葉も伸びたことで癇癪を起こすことはほとんどなくなっていました。
小さい頃は物欲が強い子ではなくて、「買わないよ」と伝えれば、お店で癇癪を起こしたり、騒ぐこともなかったので、小学生になってから、「おもちゃ買って〜」攻撃に悩むとは正直、思ってもみませんでした^^;

自閉症息子の癇癪、復活!
「買って〜」攻撃&癇癪が始まったのは2年生の冬。
きっかけはYouTubeでした。
YouTubeで情報をゲットできるようになってしまい、
・「新しいおもちゃが発売される!!それが欲しい!!」
・「YouTubeで紹介されてたあのおもちゃが欲しい!!」
と頻繁に催促するようになってきたんです。
今までは、
・「じゃあ、お誕生日ね!」
・「クリスマスね!」
・「〜したら買おうか!」
と言えば済んでいたのですが、まさかの「長い!!待てない!!」と大泣き~_~;
内心どうしよう・・・と思いましたが、癇癪を起こしたら買ってもらえるという誤った学習はさせたくなかったので、その時は「欲しいよね。でもこのおもちゃ高いから、今は買えないよ。」という返答を貫き通していました。
ですが、何度も何度も交渉してくるので、私も息子への対応に「もう疲れた・・・」とへとへとになりつつありました。

ピンチはチャンス!自閉症息子の癇癪に疲れた私が考えた「お手伝いでお駄賃作戦」
「早く諦めてくれないかな〜」と思っていた私ですが、こんなに何度も交渉してくるのは「よっぽど欲しいものなのかもしれないな」と考え直し、「じゃあ、どうする?」と自分に問いかけました。
正直、私にとっては「こんなおもちゃに〇〇円もするのか!?」「ちょっとグロテスクだから買いたくないなぁ」と感じるものだったので、買わない方向に持っていきたい気持ちもありました。
ですが、価値の感じ方は人それぞれ。
買うこと自体はOKすることにしました。
とはいえ、ただで「はいどうぞ!」と買ってあげるわけにはいかないですよね。
なので、『お手伝いをして自分でお金を貯めるのはどうか?』というお手伝いお駄賃作戦の提案をしました。
小学生になって、学校や放課後デイでも、お金やお買い物のことを勉強しはじめていたので、この機会に家でもお金のことを教えていけばいいじゃん!とピンチをチャンスに変えることにしたんです!
息子も私の提案に同意してくれたので、お手伝いをしてお金を貯めるチャレンジがスタートしました。

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自閉症息子の癇癪に終止符を打ったお駄賃作戦
我が家のルールはとってもシンプル。
・お手伝い1回につき10円
・時間と手間のかかるお風呂掃除は30円
など、内容に応じて金額を設定しました。
また、欲しいものはいくらなのか?10円がどのくらい必要なのか?わかるように10円シールを貼るシートを作成しました。
10円シールが〇枚貯まるとゴール!=おもちゃが買えるという簡単な仕組みです。
最初は、「何日までに買えるの?」と不満そうでしたが、具体的な目標日を設定して、ゴールに向けて必要なお手伝い量を逆算し、私がうまく調整しながら進めました。
すると、次第に…
「もっと早く買うためにお手伝いをたくさんしよう!」
「あとどれだけお手伝いをすれば買えそうか?」自分で計算して自らお手伝いをするようになっていき、
ゴールが近づくと、他にお手伝いはないの?と探すほどでした笑
この仕組みに慣れた1ヶ月後には、「買って〜!」と癇癪を起こすことがなくなり、自分で目標に向かって行動する力も育っていったんです。
高いおもちゃは枚数(お金)が多く必要なんだ!ということも学んでいきましたし、無理なものは、誕生日まで我慢することもできるように♪
「お金」がもらえるというご褒美に加えて、私が毎回とっても大袈裟に「ありがとう」と褒めるので、貢献欲求高めの息子のやる気はどんどんUPして、どんどんできるお手伝いが増えていきました^ ^
人は褒められると、お金をもらった時と同じ脳の部位が反応するとも言われています。
大人もお金がもらえたり、たくさん褒めてもらえるとやる気がUPしたりしますよね♪
お金&褒めという報酬をゲットしたことで、息子の行動意欲はますます高まっていったのだと思います。
今では、テーブルの片付けもトイレ掃除もお風呂掃除も、庭の草むしり、水やり、洗濯物なども毎日してくれるので、本当に助かっています。

自閉症の子の癇癪やトラブルは「じゃあどうする?」で前に進める!
これからも環境や状況が変わることで、思いがけないトラブルや試練も出てくると思います。
ですが、今回のように一筋縄ではいかない自閉症のわが子の育児を「じゃあ、どうする?」と考えながら、ピンチをチャンスに変えていこうと思います!!

発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや







