はじめに
支援級か?支援学校か?
ことばの遅いわが子の就学を前にすると多くのママがここで悩んでしまいます。
私も同じでした。
療育施設で臨床心理士としてたくさんの就学を見てきたのに自閉症の娘のことになると
・家族で意見が一致しない
・もし合わなかったらどうしよう
・先輩ママや先生たちの話を聞くほどどこが合うかわからない
と、とても迷いました。
そんな時、障害児保育でお世話になった担任の先生に
「ママがこれは譲れないっていう軸が大事」
と言われたのが忘れられません。
その時私が迷い続けていた理由は「どっちが正解か?」と正解を探していたからでした。
そうではなくて
「地元の友達とのコミュニケーションが譲れない」
とか
「娘の着替えやトイレが上手になることが譲れない」
とか
「少人数で見てもらえることが譲れない」
と決め方の軸を作ればいいんだ!!
ととてもスッキリしたのでした。

必要なのは「決め方の軸」です
支援級か、支援学校か。
どちらが正解かを考えるよりも大切なのは「わが子にとって、何が伸びる環境か」という視点です。
就学には正解はありません。
どちらにもメリットデメリットがあるからです。
同じ発達段階のお子さんでも学校によって環境も人数も様々です。
だからこそ比べるのは他の子や他の家庭ではなく「わが子の何をどこで伸ばしていきたいか?」です。
この“判断のものさし”が決め方の軸です。

年長で2歳の知能と言われた娘が支援級を選んだ理由
当時の年長の娘はあまりしゃべれず、トイレの失敗もある状態。ひらがなも書けませんでした。
年長の知能検査で「2歳相当」と言われ本来は支援学校判定でした。
ただ、
・保育園で加配の先生がいればおおよそみんなと同じ活動はできていた
・田舎で娘のいく小学校の支援級は生徒が2人しかいなかった
・支援学校は隣の隣の市までいかないとない
とかなり迷いました。
「支援学校の方が安心なのでは?」
「だけど支援学校に行ったらもう支援級にいけないと聞いてる・・・」
何度も迷いました。
ただ市役所から「1年生だけでも支援級でやってみましょうか。」と判定の電話をいただき支援学級に決めたのです。
その時、保育園の先生とも「お友達とのコミュニケーション」を軸に決めました。
決める時に、私がやったのは「できる・できない」で考えることではなく「どこで何を伸ばすのか?」を考えることでした。
着替えやトイレなどできないことだけを見ると支援学校の方が安心です。
もちろん生活動作に力を入れることもすごく捨てがたかったです。
けれど保育園で築いてきた地域の子たちのコミュニケーションをと思った時に娘を支援級で伸ばしていこうと決めたのです。
入学してからもすぐに担任の先生にも
「友達とのコミュニケーションを軸にしてるので、勉強はできてもできなくてもどっちでもいいです」
と言い切りました。(先生驚いてました笑)
ひらがなは書けないので交流級は授業よりも休み時間や給食などで交流できないか?
というお願いをして、
担任の先生が「コミュニケーション学習」といいながら休み時間に先生が一緒に交流クラスに遊びの学習に連れていってくれたりもしました。
親が軸を持って担任に伝えておくことで連携もスムーズになったと感じていますし、娘も友達を覚えたり、可愛がってもらえたりと
コミュニケーションが広がりました。
その代わり、トイレや着替えなどの本来支援学校が得意とする自立のための学びは家で頑張ります!と先生にはお伝えしましたし、
勉強がゆっくりでも焦らずに構えることを心にしていました。
結果支援級に1〜3名しかいない手厚い環境だったのでなんとか小6まで支援級で過ごし、中学は支援学校に決めました。
支援学校はとても先生たちも明るく専門性も高く「ああ早く支援学校にすればよかった」とは正直思いました。
地元の小学校支援級で友だちと関わる機会が持てたのはとてもよかったと思う一方で、支援学校に小学1年生から行っていたらもっと「自信」が育てられたかもとも思っています。
けれども私のあの時の判断は「友だちとのコミュニケーション」という軸がありましたので、後悔はせず娘を伸ばし続けたいと思っています。
だからこそ私は就学に関して「どちらが正解か?」ではなく「何を軸に選ぶか」が何より大切だと言い切れます。
ママパパがその軸を持って市役所や先生に希望を伝えてみてくださいね。
きっと相談が深まるはずです。

支援級?支援学校?どう決めたのBOOK
就学に正解はありません。
だからこそ、
「支援級がいいのか」
「支援学校がいいのか」
を先に決めるのではなく、
今のわが子の状態を整理して、
何を優先して伸ばしたいのかを考え、
その力が育ちやすい環境はどこか?
という順番で考えていくことが大切です。
とはいえ、実際にわが子のことになると
・うちの子は今どんな力が育っているんだろう?
・これから何を優先して伸ばしたいんだろう?
・その力が育ちやすいのは支援級?支援学校?
と、迷ってしまいますよね。
電子書籍「支援級?支援学校?どう決めたのBOOK」 では、この続きとして
・今の状態チェック
・伸ばしたい力チェック(優先するもの)
・伸ばしたい力が育つ環境チェック
・支援級?支援学校?を実際にどう決めたのかが分かる先輩ママたちのリアルな声
をまとめています。
ひとりで考えると堂々巡りになりやすい就学の悩みを、整理しながら考えたい方は、無料電子書籍を受け取って参考にしてください。
メルマガ登録で無料で読めます!
ぜひ読んでみてくださいね♪

▼無料ダウンロードはこちら
https://www.agentmail.jp/lp/r/23172/183225/
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナー 今川ホルン







