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鏡の前で遊べば「真似しない子」も真似ができるようになる!
「全然、真似っこしてくれないんです」
「指差しも、バイバイもしてくれない…」
とっても心配になりますよね。自閉症の子は、模倣の力が育ちにくい傾向があります。
それは、真似をしない=興味がないのではなく、「他人の動き」と「自分の体」のつながりを脳がまだ十分に理解できていない状態なのです。
模倣ができるようになるには、「見えているもの」「動いているもの」が自分と関係していると気づくことが必要です。
だからこそ、「鏡」がとても大きな助けになります。
鏡に映った自分は、触れることはできないけれど、自分と同じ動きをする“もう一人の自分”。
その不思議な存在を通して、子どもは少しずつ「これは自分なんだ」「ママがやってることを自分もできるんだ」と、模倣への入り口に立てるようになるんです。
自閉症だからって諦めなくて大丈夫!
真似する力は育てられますよ。

今、好きなことの中に「育ちのチャンス」がある
自閉症の子は、自分が好きなものに強く集中する傾向があります。
そして、その「好き」の中にこそ、発達を引き出すヒントが隠れているんです。
たとえば、ある日突然お気に入りになったエレベーター。
実はその理由のひとつが、“鏡があること”だったと気づくことがあります。
じっと鏡を見つめる、動く数字を見る、手を動かしてみる…。
その何気ない行動の中で今、子どもが夢中になっているその瞬間を見つけてみてください。
大好きな環境や場所の中に、ママが発達のきっかけをちょっとだけ加えてあげるのです。
それが、模倣を促すチャンスになりますよ。

おうちでの声かけを変えることがことばの育ちにつながります^^
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真似をしなかった娘が鏡を通して「模倣の力」を手に入れた日
うちの自閉症の娘は真似をしない子でした。
バイバイもしないし、手を叩いても反応がない。
指をさしても、何も起きない。
そんな日々が続いていました。
子育て広場に行ってもおもちゃで遊べず、部屋からすぐに出ていってしまいます。
ところが、エレベーターが大好きだったことから、施設の方に許可を頂き、ただずっとエレベーターに乗らせてもらっていました。
そうやってエレベーターの中で過ごすうちに「もしかして鏡が好きなのかも?」と気づき、家の鏡で遊ばせてみることにしました。
洗面所の三面鏡を開けて動かす。
玄関の姿見の前に座る。
はじめは、鏡の中の何かをただじっと見ているだけ。
でも少しずつ、手を動かしてみたり、自分の顔を触ったりするようになりました。
あるとき、鏡の中で私が後ろから同じ動きを真似して見せたら、ふとこちらを見てニヤッと笑ったんです。
それからは、「バイバーイ」と言って手を振ると、自分でも手をあげてみたり、気がつけば私の口の動きに合わせて「あー」「いー」「うー」と口を動かすようになっていきました。
今では、ピカピカブー!とテレビのマネして踊る姿まで見られて感動です!!

鏡を使って模倣の力を育てる3つのステップ
ステップ1:鏡の前で自由に遊ぶ
洗面所、玄関など安全な場所で、鏡の前に座らせて観察。
「何を見てるのかな?」と興味のあるものを探してみましょう。
ステップ2:今見ていることに声をかける&ママが真似する
・鏡の中でもし数字を見ていたら「2階だね」
・手を振っていたら「バイバーイ」
と声をかけてあげましょう。
ママが後ろからそっと真似してみると、気づいて笑ってくれることも!
ステップ3:鏡がない場面でも、向かい合って模倣あそびへ
鏡でできたことは、次第に対面でもできるようになりますよ。
「あー」「うー」と口を開けたり、バイバイをしてみたりと遊びの中で模倣の力が育っていきます。
「真似をしない」と思っていた子が、「ママの真似をしてくれる子」になる。
その変化は、好きなことをきっかけにした小さな遊びから始まりますよ!
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか







