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驚きのある「ばあ!」が目線のスイッチを入れる
「目を合わせてくれない」「表情が読みづらい」と感じると、親子のコミュニケーションは不安になりますよね。
実は、目を合わせないのは“嫌っている”わけでも“興味がない”わけでもなく、発達段階のひとつなのです。
自閉スペクトラム症の子どもたちは、他人の顔や視線を“意味のある刺激”として認識しにくい傾向があります。
特に穏やかな声や動きよりも、「びっくり」「面白い」などの刺激があると、脳が反応しやすくなりますよ。
そのため、「いないいないばあ」のように予測と驚きが交互にくる遊びは、目線を向けるきっかけづくりとしてとても有効です。
ただし一方通行の遊びにならないよう、子どもの反応に合わせて“調整”することがカギになります。

今こそ!目が合う経験を“楽しい記憶”にして残すチャンス
発達のタイミングには「今がチャンス」という瞬間があります。
脳は、繰り返される刺激の中で必要な情報を優先して記憶していく性質があります。
「いないいないばあ」は1回わずか数秒で終わる遊びですが、それを1日何十回も繰り返すことで、目が合う→笑う→やりとりが続くという“つながりの回路”が脳に刻まれていきます。
しかも、遊びの中で「もう一回!」という要求が出てきた時には、模倣やジェスチャーの学習にも自然とつながるというメリットがあります。
今、「楽しい」「もっとやりたい」と感じられるタイミングで、“目を合わせる”を無理なく体験させてあげること。
それが将来のコミュニケーションの土台になっていきます。

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お母さんの顔も見なかった自閉症の我が子が“見る子”に変わった「いないいないばあ」
我が家の自閉症の娘も長い間、私の顔を見てくれませんでした。
4歳になっても試しに「いないいないばあ」をしてみても、こちらを見てもくれず、遊び自体が成立しないような日々。
私はそれでも、「ばあ!」の出し方を色々と試してみました。
ある日、顔の距離をぐっと近づけて飛び出すように出てみたらびっくりして興味を持ってくれたのです。
その日から、娘はいないいないばあにどハマりし、冗談抜きで1日100回くらい私の顔を見ては笑顔で要求してくれるようになりました。
目が合って笑い合う経験が重なっていく中で、繰り返しをリクエストする場面では、私の真似をして人差し指で「もう一回」を示せるようにもなりました。
“目が合う”という経験が、“やりとりができる喜び”へとつながっていく過程を、私は娘と一緒に感じることができました。
何よりも、「ママと一緒で楽しい」「もう一回したい」そんな感情を娘の中に読み取ることができて、心が通じ合えたことが本当に嬉しかったです。

「いないいないばあ」で目線・模倣・やりとりを引き出す魔法の3ステップ
ステップ1:ばあ!の出し方を調整してみよう
・声を高くしてみる
・間をあけてじらしてみる
・顔を近づけてびっくりさせる
刺激が強めの方が反応しやすいタイプの子やびっくりするのは苦手な子もいるので、反応を見て色々試してみましょう!
ステップ2:笑ったら気持ちを代弁する
「楽しいね」
「びっくりしたね」
と、子どもの表情に名前をつけて言葉で返してあげることで、感情と言葉のつながりを育てます。
ステップ3:「もう一回ね」とジェスチャーで伝える習慣をつくる
繰り返しを求めてきたら、「もう一回ね」と人差し指を立てて見せましょう。
真似するチャンスが生まれ、ジェスチャーでのやりとりにもつながります。
いないいないばあの遊びが、親子の心をつないでくれますよ^^
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか






