偏食で苦しむ発達障害の子
偏食のあるお子さんが、外食に行っても何を食べないから食べるよう声をかける。
かんしゃくを起こし、家族みんなも不機嫌になる。
お子さんに偏食があって、外食を楽しめない日々を過ごされていませんか?
感覚過敏は脳の特性
偏食には様々な原因が考えられますが、
・聴覚過敏(お店に流れるBGM等)
・視覚過敏(いちごやとうもろこしのツブツブ等)
・味覚過敏(他の人が気づかないような味に気づく等)
・嗅覚過敏(混ざった食べ物の味やにおいが苦手等)
・触覚過敏(汚れることを極端に嫌がる等)
様々な感覚過敏が原因であることがほとんどです。
脅す声かけをしていた過去
発達障害のある次男は偏食があり、外食に行っても何も食べずに帰宅。
いつも家に帰ってからご飯を食べるので、面倒だと感じていました。
外食先で
「うどんだけでいいから食べて!」
「これ食べないとお菓子食べれないよ!」
「食べないと大きくなれないよ!」
など脅すような声かけをしていました。
発達障害のある次男が大きい声を出して怒ると、自閉っ子長男が泣きだし、夫も不機嫌になるので、外食は行かなくなりました。
偏食を軽くみていたことを後悔
あのままずっと、発達障害のある次男に食べるよう声かけを続けていたら、家族で外食を楽しむ日はこなかったと思います。
会話ゼロだった自閉っ子長男が落ち着いて外食できるようになるまでが大変だったので、「偏食くらいで…」という気持ちが強かったのです。
感覚過敏は本人にしか分からないのに、後悔しています。
偏食のある子が外食好きになるワクワク計画&声かけ
偏食のある発達障害の子は、園や学校で食べるよう声かけをされ、食べることに対してマイナスなイメージを持っている子が多いです。
食べること自体が嫌いにならないよう、お母さんの声かけで、食べる楽しみを伝えてあげてください。
(1)オウム返しで共感する
お子さんが言ったことに対して「食べたくないね〜」「辛すぎるね〜」など、オウム返しで共感します。
(2)いつも食べている食品、使っている食器を持参する
発達障害がある次男の場合は、海苔とチョコを持参していました。
そして、いつもの食器を使うことで、安心して食べられます。
(3)食べたことを褒める
海苔ごはんとチョコだったとしても、みんなと同じようにお店で食べられたことを、たくさん褒めます。
今は「外食、楽しい〜!また行く〜♪」と言いながら、外食の日を楽しみにしています。
(4)今、この瞬間を楽しむ
お母さん自身が「まぁいつか食べられるようになるか」と構えると楽になります。
ぜひ家族みんなニコニコで過ごせる外食タイムを楽しんでくださいね♪
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ぜひ遊びに来てください★
\世界一ハッピーな知的障害子育て/
会話ゼロの子の言葉のキャッチボールが加速する♪
発達科学コミュニケーショントレーナー
水川 ねね
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