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自分自身にも肯定的な注目ができるとママの自信につながります
発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)では一番最初に、肯定的な注目をわが子に増やすことを習います。
ですが、肯定的な注目をお子さんにだけ使おうとすると、どこを肯定すればいいのか分からなくなり、うまくいかなくなることをご存知ですか^^?
そうならないように、実は毎日頑張っているお母さん達にこそ、自分自身に使って欲しいのです!
普段、一日を振り返った時に「今日は子どもを褒められなかった、今日はこんなことができなかった」と、ダメなところばかりを探してしまうことが多いと思います。
だけれども、自分自身にも肯定の注目をしていくと「こんな所を褒められた!今日はこれはできた!」と、自分にマルをつけてあげられるようになります。
それが積み重なっていけば、お母さんにも自信がついていきます。
発コミュがどんな人にも効果がでるワケ
発コミュは、子どもの行動が変化することから、発達の加速を狙っています。
発コミュの肯定の注目をすることで子どもは良い行動が増え、行動することで脳が成長していきます。
また、肯定の注目をすることで相手への見方が変わります。
自閉っ子に限らず、パパや友だち、職場の人たちなど、どんな人にも効果があるので人間関係が良好になっていきます。
発コミュの声かけを職場で使ったら人との関わりが変わりました
私はもともと人と話をするのが苦手で、一旦苦手意識を持ってしまうと、いかにその人と話さなくて済むかを考えていました。
仕事の時は「できるだけ苦手な人とは関わらないようにしよう、当たり障りのない関わりをしよう」と考え、仕事とは関係のないことで気疲れし、楽しく仕事ができなくなっていました。
しかし、そんな私が発コミュに出会い、子どもへのことばかけや関わり方を変えていったところ、いつの間にかスタッフや患者さんにも同じように発コミュ対応ができるようになっていました。
苦手意識があっても、発コミュ対応をすれば相手も不機嫌にはならないですし、何よりその人の良いところを見ようとするので、自分の中の苦手意識が少しずつ薄れていき関わりやすくなっていきました。
肯定することが人との関わりを良くするカギ
どのように対応するかというと、否定的な注目を減らし肯定的な注目を増やしていきます。
「あの人嫌だな、関わりたくないな」と思ったら、自然に相手の嫌なところばかり見えてしまいます。
それが否定的な注目に繋がってしまいます。
ですが、肯定的な注目をすることで、相手も自分に対しての印象や感情が変わっていきます。
例えば「まだ仕事終わってないんですか?」と言うより「今ここまで終わっているんですね」と肯定された方が、相手は不快な気持ちになりませんよね。
このように、今までは否定的な言葉で伝えていたことを、肯定的な言葉に変換させて伝えようとすることで考える力が身につき、結果的に子どもへの声かけにも繋がっていくのです。
子どもにだけ発コミュをしようとしても、感情に負けてしまい否定的な注目がなかなか減らず効果が思うようにでません。
どのような状況でも発コミュ対応をすることによって、これまで否定的な言葉で伝えてしまっていたことでも、肯定的な注目をすることが当たり前になり、上手に言葉の変換ができるようになっていきます。
肯定の注目を早く高めることができれば、子どもの脳にも早く作用するので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 長瀬楓
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