瀬尾まいこさんの
夜明けのすべてを
読みました。
生きるのが少し楽になる、
心に優しい物語と
帯に書かれています。
上白石萌音さんが好きで
ジャケ買いでしたが、
日常を丁寧に描いた小説
好きです。
帯の言葉をお借りすると
人生は思い通りには
いかないけれど、
光だってある。
主人公の二人は
PMSやパニック障害で
職や生きがいもなくして
しまった人生だったけども、
お互いを理解し始めることで
自分にできることは
少なくても
相手のことは助けられる
かもしれないと
行動を起こし始める。
二人のように長く
付き合っていくしかない
病気、障害と
自閉症を重ねて読んでいました。
風邪のように
朝になったら治るものでは
ないからこそ、
どう生きるか?
絶望のまま暗い道を歩むのか?
光を見つけていくのか?
が問われるんだなぁと
思いました。
だけど自分の努力だけ
じゃなくて
やはり環境ですよね。
自閉症の周りにいる人
がいかに笑顔でいられるか?
時間が経てば朝日を
浴びられる障害でないのなら?
私は自閉症の娘にも
自閉症の子たちを
夜明けの光を照らして
いきたいと思いました^^