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知的障害キッズはたくさん安心させると爪噛みしなくなる!
子どもの爪噛みは自己刺激のひとつで、安心感を得るために爪を噛んだり、感覚過敏や感覚鈍麻の影響で噛んでしまうことがあります。
いわゆる癖のひとつ。
無理にやめさせようとすると逆にストレスになることもあります。
そのため、他者が爪噛みを止めることを強要するのではなく、子どもが自分から爪を噛まないようにさせることが必要です。
これは爪を噛む以外の方法で安心感をたくさん与えることができれば爪は噛まなくなりますよ^^
爪を噛むことを忘れるくらいたくさん安心させるといいんです!
爪噛みに悩むママは、爪を噛んでいない時こそ子どもが安心できる方法を模索していきましょう♩

わが家のことばのでない知的障害児が爪噛みすぎて爪が変形した過去
わが家の重度知的障害のある太陽くんは年長の時、手の全部の爪先を噛んでいて、指の中に爪が埋もれていました。
爪切りの必要がなくなったことはありがたかったのですが、あまりにも痛々しくて「爪噛み止めて!」と言いたくなるほどです。
太陽くんはことばを話せません。
「嫌だ!」の気持ちが伝えられなくて爪噛みをしている時もあれば、暇だから爪噛みをしている時もありました。
どうしたら爪噛みをやめてくれるんだろうとたくさん悩んだ私は、肯定的なコミュニケーションが良いと知り、毎日の声かけを肯定的なものに変えて実践していきました。
具体的には「嫌だ!」を伝えられない時は気持ちを代弁したり、暇な時間を作らないように太陽くんがしていることに興味関心を持ち、〇〇しているんだね、と声をかけるようにしていったのです。
すると小学1年生となった今では爪噛みをしなくなり、一般的な指の形になりました!
そして無事、爪が伸びるようになったので爪切りもできるようになりました(笑)

知的障害キッズの爪噛みは今から対処できる!
ことばのでない知的障害キッズには何を言っても伝わらないからと諦めてはいませんか?
ことばのでない知的障害キッズでもことばの理解はできます。
ただ、指示を聞いて処理がゆっくりなだけなんです!
だから、ママのわかりやすいことばやジェスチャーやスキンシップで、いますぐ安心感を与えられるコミュニケーションをしていきましょう^^

知的障害キッズが爪噛みをしなくなるママの対応術
肯定的なコミュニケーションをしましょう♩
普段の声かけは常に笑顔で、ゆっくり(間をおいて)、優しく声をかけていきます。
理解がゆっくりな知的障害キッズに伝わりやすくなりますよ。
・褒める
→やったね!頑張ったね!
・できていることを伝える
→〇〇しているんだね!
→△△ができたんだね!
そして、爪を噛み出したら抱きしめる。
褒めたり、できることを伝えると子どもは安心できますよ^^
ぜひやってみてくださいね♩

発達科学コミュニケーション
トレーナー ひがしひかる