おうち療育 子育て

就学前にぜひ!発達障害・知的障害の年長さんがお着替えに成功した本当に効果のあるスモールステップの工夫!

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 発達障害や知的障害のお子さんに指示が通らず、いつまでも手が離せない…もうすぐ小学生になるのに、どうしよう…とお困りのそこのママ。簡単な指示さえ通らなくても、手指が不器用でも、諦めないで!成功体験をたくさん積んで、脳を育てて、発達障害があっても自分で着替えができちゃう指示出しの工夫をご紹介します♪もうすぐ就学!子どもが出来ることを少しでも増やし、自信をつけて学校生活に送り出しませんか?


「考えること」や「記憶できること」が他の子どもたちに比べて苦手な発達障害の子への指示は、スモールステップといって、「ゴール=できるようになってほしいこと」までのプロセスを細かなステップに区切って1つずつ指示することが効果的です!


例えば、「着替え」をスモールステップで分解すると、

1. パジャマ上衣を脱ぐ
2. パジャマズボンを脱ぐ
3. 洋服上衣を着る
4. ズボンを履く
5. 靴下を履く

これを1ステップずつ指示を出していきます。


細かく指示を出すことで、「行動すること」に脳を集中させ、1つ1つ成功体験を積んでいくことで、自信がつくのです。


そして、本人だけでなく、一緒に頑張るママも行動が加速しますよ。


着替えの1ステップの動作の中にもたくさんのステップがあるので、発達段階に合わせて、さらに分解すると効果バツグン!


例えば、「靴下を履く」をさらに分解すると

1. 座る
2. 膝を曲げる
3. 靴下を両手で持つ
4. 靴下を広げながら足に通す
5. 指が引っかからないように向きを調節する
6. 足首まで引っ張り上げる

これをもう片足でもやって、やっと「靴下が履ける」わけです。


この細かく区切った1つずつのステップ に挑戦するたびに応援し、成功するたびに褒めます。


そうすると「お?これでいいの?ボク、できたの?もっとやってみよう!」と自信がつき、他のステップにも挑戦する意欲が湧くのです!


と、ここまでは教科書通り、理想のお話です。


・やってみたけど、道のりが長すぎて諦めてしまった…

・簡単な指示も通らない子には、どうするの?

と思ったそこのあなた!


今回は、グンと成功率が上がる工夫もお教えしちゃいます!


私たち親子がスモールステップの指示出しに挑戦する前。


重度の自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害がある息子は、簡単な指示さえ通りませんでした。


また、手指が不器用で慎重派だから新しいことにチャレンジ出来なかったのです。


さらには、私自身も「どうせ息子には何もできないもの」と思っていたので、私は息子にチャレンジさせることを諦めていました


ですが、年長になると先生の数も減って、今ほど手厚くお世話をしてもらえなくなる…と思いました。


焦った私は「超スモールステップ」の指示出し+αの工夫で息子とチャレンジすることにしたのです。


そして、2ヶ月で靴下の着脱に成功!


その後、3ヶ月でズボンの着脱が1人でできるようになりました!


手指の不器用さは短期間で治るものではないと思っていましたが、手指の特別なトレーニングをしていたわけではなく、靴下の着脱に毎日一緒に挑戦していただけ


現在はTシャツを着ることに挑戦中で、9割ほどの工程が出来ている状態で、本人もニコニコで取り組んでいます!


そんな我々が最初につまづいたスモールステップの罠は、分解すればするほど、1つ1つは簡単になる一方で、ステップが多すぎて「ゴール」まではとてつもなく長い道のりになり、高い目標になってしまうということ。


そこで!


「ゴール」までの道のりを短く、そして、ひょいっと足を出せば簡単にゴールできるようにすればいいという+αの工夫にたどり着いたのです!


スモールステップの指示出しの成功率をグンと上げる+αの工夫‼


それは、ずばり


ゴールに近いところから挑戦する!というもの。


つまり、最後の1ステップから練習を始めます。


靴下を履く例でいうと、指が引っかからないように向きを調節した状態(土踏まずあたりまで履かせた状態)から、「足首まで引っ張り上げる」ところだけ練習するのです!


ほら!もうゴールに到達した!


この「完成形」を体験させることが「できた」を実感させ、自信をつけるためにとても重要なのです!


最初のうちは、大人が子供の手を操作して一緒にやってOK


徐々に操作する力加減を弱めていくと、子どもの手に力が入り始め、早ければ1週間ほどで1人で最後のステップの「足首まで引っ張り上げる」ができるようになりますよ!


1ステップが出来たら、次のステップを1つ増やして、練習をする。


これを繰り返します。


どうしても最初のステップから順序通りに教えたくなっちゃいますよね。


でも、ちょっと頑張ればゴールに到達できるという成功体験を積ませることで、まず本人の意欲を高めてあげるのです!


特に、靴下や靴は、生活の中にある良いトレーニング材料なんですよ。


片足は親と一緒に、「できた!」という成功体験を積ませます。


すると、意欲が高まり、もう片足は自分から進んでやってみようと思えるのです。


つまり、成功体験から意欲が高まり、次の行動(もう片方も履く)につながるというサイクルを短時間で実践できます。


人間の行動を促すのは本人の意欲


成功体験をたくさん積んで意欲が湧くと、行動が増え、その過程でやり方を思い出し、体、手指を動かすことで脳が育ち、できることがどんどん増えていくという好循環に入ります!


成功体験を積ませる「本当に効果のあるスモールステップ」をぜひ、自宅で実践してみてください♪


~本当に効果のあるスモールステップおさらい~

ポイント1:発達レベルに合ったステップ数に分解する!

ポイント2:最後の1ステップから練習する!

ポイント3:1ステップ毎に褒める!

ポイント4:1ステップずつ増やして練習する!


※ソファーで寝転がっている旦那に「自分の靴下だけ片付けてくれる?」と提案するのも効果的ですよ^^♪

発達科学コミュニケーション
リサーチャー 岡田 朝陽

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