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連絡帳は支援学校の先生が知的障害キッズの情報を得るための大切なツール
支援学校の連絡帳に、毎日何を書けばいいのかわからない。
「今日は特に書くことがない…」と手が止まってしまうことはありませんか?
支援学校では、年度のはじめに「支援シート」や「家庭からのお願い」などを通して家庭での様子や配慮してほしいことを先生に伝える機会がありますよね。
だけど、新学期が始まって少し経つと
「先生、本当にうちの子のこと、わかってくれてるのかな…?」
「先生とどうやりとりすればいいんだろう?」
と不安になることもあると思います。
実際、支援学校や幼稚園の新年度は、子どもも先生も毎日がめまぐるしく、先生も一人ひとりに丁寧に関わりたい気持ちはあっても、全員の様子を細やかに把握するのにはどうしても限界があります。
特に、知的障害のある子どもは自分の気持ちを言葉で伝えることが難しいため、小さな変化やサインを見逃されてしまうこともあります。
年度初めに伝えた特性や家庭での工夫も、日々の忙しさの中で先生の記憶から薄れてしまうことも。
そんな時こそ「連絡帳」の出番です!
家庭からの小さな気づきや日々の様子をこまめに書き続けることで、先生との間に “交換日記” のような関係が生まれ、子どもの理解や支援につながっていきますよ。

クラスが落ち着いてきた時期だからこそ始める知的障害キッズの連絡帳で築く信頼の交換日記
連絡帳は、ただの連絡ツールではなく、先生と子ども家庭をつなぐ “見えない橋” のようなもの。
新年度が始まり、クラスが落ち着いてきた時期だからこそ、家庭の視点で見えていることを少しずつ伝えていくことで、信頼関係の土台が育っていきます。
そして、そこに日々の気づきや変化を書き足していくことで、先生の子どもへの理解がどんどん深まっていきます。
先生に「今」の学校生活の中で伝えたいと感じた時が連絡帳の書き方を見直すチャンス!
リアルタイムで学校と家庭の情報を共有することが大切なのです。

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学校での息子の様子がわからずにモヤモヤする毎日がちょっとしたアイデアで変わったきっかけ
私には支援学校に通う最重度知的障害のある息子がいます。
息子はまだ言葉が話せません。
なので、学校での様子を知る手段は連絡帳だけです。
とはいっても先生たちも忙しく、子どもたちの様子に目を配りながら連絡帳を書くのは本当に大変なこと。
書かれている内容はどうしても限られたものになります。
だからこそ、モヤモヤする日もありました。
それでも私は、「連絡帳は先生との交換日記なんだ」と考え方を変えて、書き方を少し工夫してみました。
すると、先生との間に共通の理解が少しずつ育ち、連絡帳のやりとりがまるで “交換日記” のようになっていったのです。
連絡帳が変わる交換日記になる書き方のヒント
やることはとてもシンプルです。
①先生の記録に対して、家庭での視点で返す・質問する
たとえば、「今日は〇〇をしました」と書いてあれば、
→「そうなんですね!家ではこんな反応だったんですが、学校ではどうでしたか?」と聞いてみる。
また、学校で取り組んでいる内容で「うちの子には少し難しいかも?」と思ったら、
→「実は家では△△なやり方をしています。学校ではどんな様子ですか?」とやんわり聞いてみる。
②今、家で気になっていることを伝え、学校での様子を尋ねる
→「最近、家では□□という様子が増えてきました。学校では何か変化はありますか?」など、先生の目線を引き寄せる声かけができます。

こうしてやりとりを続けていくうちに、先生も「保護者がどんなことを知りたいのか」「どんな支援が必要なのか」が見えてきて、連絡帳のやりとりがもっと実りあるものになっていきます。
親からの情報によって、子どもへの接し方が変わったり、今まで見逃していた部分に気づいてもらえることも増えました。
まさに、学校と家庭で一緒に「今の子ども」を見つめて育てていく時間が連絡帳を通して生まれてきたのです。
たくさん書く必要はありません。
逆に「こんなに書いたら迷惑かな…」なんて思わなくても大丈夫。
読むのはほんの数十秒だからこそ、しっかり伝わる、確かなつながりになりますよ。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 岩村 萌永(いわむら もな)






