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スモールステップでママがたくさん褒めてくれるから自閉症の子は「できた」が実感できる!
ママに褒めてもらった数だけ「できた」が実感できて子どもの自信になっていきます。
自閉症の子どもたちは、一つひとつの行動のハードルが高く感じられることがあります。
そんな時に効果的なのが「スモールステップ(小さな段階に分けた支援)」という考え方です。
スモールステップとは、大きな目標に向かう過程を小さなステップに分け、その一歩一歩を達成するごとに「できた!」という成功体験を積み重ねる方法です。
「電車に乗る」というただ乗るだけかと思われるような行為にも、スモールステップに分解するとたくさんの褒めポイントがあるんです。
もちろん、自閉症の子が電車に乗ることに対してパニックを起こしてしまうその背景には不安や怖さといった強い感情があるため、まずは「怖いんだね」「イヤだったね」と気持ちに寄り添い、言葉で代弁してあげることが大切です。
ただ、気持ちに寄り添うだけでは乗り物に乗れるようになるとは限りません。
乗り物克服には、ママと一緒に少しずつ「電車に乗れた!」「降りられた!」「乗り物って楽しい!」というイメージをスモールステップで作っていくことがポイントになります。
ママにたくさん褒めてもらうことで、「ぼく、できた!」「わたし、やれた!」という実感を積み重ね、自信を育てていきましょう。

乗り物克服が安心して幼稚園に送り出す入園準備になる!
幼稚園ではバス通園ならもちろんのこと、遠足でもバスを利用することがあります。
幼稚園に入園する4月までに乗り物を克服しておくことは大切な入園準備のひとつです。
余裕を持って乗り物の克服にチャレンジして、少しずつ乗り物に慣れていけば、ママも安心して送り出せます。
入園後、お子さんが楽しくバスに乗って遠足に行けたら嬉しいですよね。
乗り物の心配がなければ、家族での旅行やお出かけももっと楽しみになりますよ。

おうちでの声かけを変えることがことばの育ちにつながります^^
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自閉症だから仕方ない…パニックで乗り物に乗れない人生かもと絶望した私の過去
私には、知的障害のある自閉症の娘がいます。
家では電車のプラレールをじっと眺めたり、車のドライブを楽しんだり、乗り物好きだと思っていました。
けれど、2歳の時、初めて電車に乗った瞬間、激しくパニックになってしまいました。扉が閉まると同時に大声で泣き叫び、私は慌てて次の駅で降りることに。
そこから「電車もタクシーも無理。家の車しかダメ…」という日々が始まりました。
「もう飛行機にも乗れない」「旅行なんて夢のまた夢」と旅行好きの私は絶望し、諦めモードで過ごすうちに1年が過ぎ、娘は幼稚園に入園。
そして、入園してすぐの遠足で“園バス”に乗る機会がありました。
心のどこかで「もしかして今なら…」と試してみましたが、結果は変わらずパニック。
先生と相談し、私が送迎する形をとりました。「このままで大丈夫?」「ずっと乗れないまま?」そんな焦りから、私は乗り物克服のための“スモールステップ作戦”を始めました。
娘は「おべんとうバス」の絵本が好きだったので、それを何度も読み聞かせながら、まずはカフェの前に展示されている可愛い黄色のバスで練習。
「バスに乗ってブーブーブー♪」と楽しげに声をかけながら、短時間だけ乗って降りるのを繰り返しました。
次に、公園の鉄道模型コーナーで歩いて挑戦。最初は抱っこ、徐々に歩かせ、座席にも座らせる練習をしました。
娘がうまくできた時は「座れたね!」「乗ってるね!」と、拍手でしっかり褒めました。週末ごとに動くミニ列車に乗り成功体験を積み重ね、最終的には本物の電車で一駅チャレンジ。
泣くこともなく、楽しそうに外を眺める姿を見て、私は涙が出るほど嬉しかったです。
そして今では、幼稚園の遠足でもお友達と並んで、20分間も余裕でバスに座っていられるようにまでなりました。
あの時、諦めなくて本当に良かったと心から思っています。

自閉症の子のパニック克服を叶えるママのスモールステップ大作戦
スモールステップ大作戦の大事なポイントをまとめておきますね。
①絵本や写真で楽しいイメージを作っておく
『バスに乗ってブーブーブー』のようなフレーズがあるとGOOD!
音楽好きの自閉っ子には乗り物の歌なんかもオススメです♫
②まずは動かない実物の乗り物を探してチャレンジ!
乗る時に絵本のフレーズや歌を活用して楽しい気持ちを高めておきます。
そして乗れたら出来たことをその都度、細かく褒めましょう。
(声かけの例)
「乗れたね〜!」
「窓の外見えるね〜!」
「降りれたね〜!」
歩けなかったら、抱っこでスタートしてOKです。
乗って嫌がった時は、すぐに出口から降りてあげましょう。
「降りれたね!」と必ず降りられることを教えてあげて安心させてあげて下さい。
公園や動物園に中にも入れる実物の列車が置いてある場合や、鉄道博物館には動かない実際の電車の中にも入れる展示がいっぱいありますよ!
③動く列車で体験
もし怖がったらまずは抱っこや膝の上からでOK。焦らず、できていることへの声かけを忘れずにしていきましょう。
(声かけの例)
「楽しいね〜」
「風が気持ちいいね〜」
「動いてるね〜」
「座れたね〜」
何より、ママの楽しい!は子どもにも伝わります。ママが一緒に乗り物を楽しみながらぜひ声かけしてみて下さいね。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか








