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お母さんがこだわりを認めてくれるから、自閉スペクトラム症の子が安心してこだわりから一歩踏み出す土台が育つ!
自閉スペクトラム症の子の決まったやり方やルールなど「こだわり」の強さに毎日悩まされていませんか?
実はルーティーンへのこだわりは自分を安心させるための行動なんです。
自閉スペクトラム症の子どもは脳の特性上、あいまいなことが苦手で「いつもと同じ」「変わらないもの」に安心します。
いつも同じ道を通りたがったり、同じ絵本を何度も読むのが好きなのは、ただの好みではなく、「次に何が起きるかがわかる」という予測できる環境で安心感を得るための方法なんです。
ただ、日常生活では変化が避けられない場面も多く、お母さんはそのこだわりに毎日振り回されて疲弊してしまいます。
ずっとこんな生活が続くの?一体どうしたらいいんだろう・・・と不安になりますよね。
大丈夫です。
そんなこだわりの強い自閉スペクトラム症のお子さんも、変化に柔軟に対応する力は育てることができます。
こだわりやルーティーンを無理にやめさせるのではなく、認めて、寄り添い、満足させることで、子どもは少しずつ変化を受け入れる準備ができます。
まず大切なのは、お母さんが子どものこだわりを否定せず、受け入れる姿勢を持つことです。
子どもは自分の気持ちを理解してもらえることで安心し、少しずつ新しいことにも挑戦しやすくなります。
それが子どもの「切り替える力」の土台になります。
その上で「いつもと違っても大丈夫だった」という体験を積むことで、こだわりから抜け出す力が育っていくのです。

「いつもと違う」で癇癪になっていた自閉スペクトラム症の娘がスッと切り替えて行動出来るようになったストーリー
私の娘も自閉スペクトラム症の特性から、2歳の頃には日常のルーティーンに強いこだわりを持っていました。
家の近くにスーパーがあってよく行くのですが、お店に入らずに前を通り過ぎると癇癪が起きてしまうので買い物の予定がなくても必ず入って何周かしなければならなかったり、エレベーターの前を通る時は用がなくても必ずエレベーターに乗って何度も往復しなければその先に進めない。

家の中でも、置いてある人形の並びが変わっていたら癇癪、衣替えで収納してあった服を出すと、その服は出さないでと癇癪。
夜寝る時、私の身体の位置や私が手を置く場所にまでこだわりがあって指定されていました。
言葉が話せないので突然癇癪が起きた時に、何にこだわっているのかさえもわからないといった状態も多々ありました。
時間に余裕がない時や、人に迷惑がかかりそうな時、あまりに癇癪が続く時はイライラして娘に厳しく言ってしまう自分がいました。
こんな生活がずっと続いたらどうしよう・・・その時の私は不安でいっぱいでした。
ですが、このこだわりは脳の特性であって娘の「わがまま」ではない、癇癪を起こすほどの不安を抱えているのは娘の方なんだと知り、娘に対して肯定的に関わることを徹底していきました。
すると娘のあらゆるこだわりが少しづつ減っていきました。
今では、今日はスーパー行かないよと伝えておけば手を繋いだまま歩いて前を通り過ぎることができます。
お気に入りのエレベーターがあっても離れた場所からチラッと見て確認するだけで普通に目的地に向かうことができていますし、いつもの登園ルートだってあっさりと変えることができるので、日常生活が本当に楽になりました。
おうちでの声かけを変えることがことばの育ちにつながります^^
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切り替える力が育つ!自閉スペクトラム症の子がこだわりから抜け出せるお母さんの肯定的な関わり「実況中継」
はじめにお伝えしたい大事なポイントは、子どもへの肯定的な関わりはこだわり行動だけに対してするのではなく、普段遊んでいる時など、こだわりを出していない時にもぜひやって欲しいということです。
そんないつも意識していたいお母さんの肯定的な関わりとは具体的にどのようなことなのかお伝えしますね。
それは、子どもの「実況中継」をするということです。
子どもが今していることに注目して見たままを言葉にするだけで、子どものしていることを認めて寄り添う肯定的な関わりになるのです。
例えば、エレベーターから離れられないシーンでは
「エレベーターだね」
「ボタンを押すの楽しいね」
「数字だね」
「扉開いたね」
普段の生活でもただ見たままを言葉にするだけでOKです。
例えば、
「起きたね」
「座ってるね!」
「スプーンで食べたね」
「絵本見てるんだね」
お母さんが子どもの世界観を共有することで、子どもは自分の存在を肯定され居場所を感じられるようになります。
お母さんが子どもの行動を肯定的にサポートすることで、子どもは安心感を持ち、少しずつ変化に対応する力を育てていくことができます。
日々の小さな積み重ねが、子どもの成長につながります。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか







