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自傷行為が激減!頭をガンガン打ちつける自閉症の子の対応に迷いがなくなる「ママの分析術」

2025年8月5日

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自閉症の子が頭を打ちつける自傷行為には、いくつもの理由が隠れています。この記事では、安全確保と同時に、ママができる分析の仕方や対応方法をご紹介。行動の背景を知ることで、適切な対応が見えてきます。繰り返される自傷行為を限りなくゼロにしていきましょう!

頭を打ちつける理由は一つじゃない!ママの分析力が自傷行為を激減させるカギ


頭を打ちつける姿を見たとき、「どうしてこんなことをするの?」「何か嫌なことがあったのかな?」と戸惑うママも多いですよね。


実は、頭を打ちつける行動にはさまざまな理由が隠れているんです。


いくつかのパターンをご紹介します。


①ことばが未発達で、思っていることを言葉で伝えるのが難しい

→「おもちゃがほしい」「違うものがしたい」などの気持ちがあっても、うまく言えずに体を使って訴えている状態。


②こちらの話がうまく理解できていない

→「まだ遊びたいのに、なんで急に片づけるの?」「行きたくない場所に連れていかれた!」など、状況が理解できず混乱している状態


③予想していた流れと違った時、気持ちの切り替えが難しい

→予定変更や順番の入れ替えなど、「思ってたのと違う!」が受け入れられず、強い不快感が爆発してしまうケース。


④強い刺激を好み、頭を打ちつけることで“スッキリする”ような快感がある

→「痛いのにどうして!?」と思うかもしれませんが、刺激を感じにくい子にとっては、かえってその強い刺激が心地よく感じられることがあるんです。


⑤感覚の伝わりが鈍く、痛みや刺激に気づきにくい

→実際には大人が「痛そう…!」と思うことでも、本人にとっては刺激として弱く感じられている場合があります。


⑥過去に“頭を打ちつけたら要求が通った”という経験がある

→大人が焦って対応したことで、「頭を打ち付ければ一番早く言うことを聞いてもらえる」と誤った学習をしてしまったパターン


このように、理由は一人ひとり違いますし、理由はひとつではないんです。


だからこそ、「止める」だけの対応ではなく、どんな背景や理由があるのかをママが観察・分析していくことが、自傷行為を減らすカギになります。


もちろん、起きてしまった時にはまずは安全確保が最優先ですが、落ち着いたあとに


「どうして今、頭を打ちつけたんだろう?」
「どんな状況があったのかな?」


とふり返ってみることで、対応のヒントが見えてきますよ。

いつもの対応で自傷行為が減らないないなら今すぐ対応を変えてみよう!


頭を打ちつけるなどの自傷行為を「やめて!」と止めるだけでは、また同じような場面で繰り返されてしまうことが多いです。


しかも、繰り返していくうちに

  • 本人の中に「嫌な気持ち」や「不安な記憶」が蓄積されたり
  • 自傷行為が気持ちを伝える唯一の方法になってしまったり

といった悪循環に陥ってしまうこともあります。


だからこそ、いつも同じ対応でおさまっていかないのであれば、今すぐ対応を変えてあげる必要があります!


頭を打ちつける行動の背景にある、「本当の気持ちや理由」を見つけること。


そして、その理由に対して必要な対応をしていくことが自閉症の子の本当の困り感を解消することにつながります^^


自傷行為を根本的に落ち着かせて、ママもお子さんも笑顔で過ごせる時間を増やしていきましょう!!


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頭を打ちつける自傷行為が激減する!ママのためのABC分析活用法


自傷行為を冷静に分析するときに役立つのが「ABC分析」です。


ABC分析とは?

行動を以下の3つの流れで見る方法です。

 【A=きっかけ(Antecedent)】

 【B=行動(Behavior)】

 【C=結果(Consequence)】


行動だけを見るのではなく、その行動の前にどんなことが起きていたか(A)、行動の後に何が起きたか(C)も含めて見ることで、行動の「意味」や「理由」が見えてきやすくなります。


以下に、分析した例を載せるのでぜひ参考にしてみてください!


例①:言葉が未発達で要求が伝えられないケース

A:お菓子が欲しいけど言葉で伝えられない

B:頭を打ちつけた

C:ママが慌ててお菓子を出してくれた

→C(結果)を変える:頭を打ちつけた直後にはお菓子は出さない
→伝える方法を落ち着いているときに教える:「ちょうだい」のジェスチャーや指さし、首をふる練習など


例②:予定変更が受け入れられないケース

A:公園に行くと思っていたのに、スーパーに連れて行かれた

B:頭を打ちつけてパニック

C:その場で落ち着くまで待った

→A(きっかけ)を変える:
事前に「今日はスーパー、明日は公園だよ」と伝えておく


例③:刺激を求めているケース


A:退屈で体がムズムズする時間

B:頭を打ちつける

C:自分の中で“スッキリした”という感覚がある

→A(状況)を変える:
・退屈にならないように遊ぶものを手渡しておく
・ブランコ・トランポリン・マッサージなど、代わりにスッキリする活動を日常に取り入れる


例④:過去の学習で誤って覚えてしまったケース

A:片づけたくないけど、ママが片づけを始めた

B:頭を打ちつけた

C:ママが急いで片づけをやめてくれた(以前の経験)

→C(結果)を変える:
普段から自傷行為をしても要求は聞かずに落ち着くまで安全を確保して待つ。


例にあげた以外にもABC分析で 「どんな時に」「どんな行動をして」「そのあとどうなったか」をメモしていくと様々なパターンが見えてきます。


ぜひ、お子さんに合った対応を見つけていくヒントとして、分析の視点を持ってみてくださいね。



発達科学コミュニケーション
アンバサダー 東原あや

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