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外出で目が離せない自閉スペクトラム症の子が手を繋ぐようになる!4ステップ

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自閉スペクトラム症の子が手を繋げないのは「できない理由」があるから。原因を知り、ママの関わり方を工夫することで、外出が安心で楽しい時間に変わっていくステップを紹介します。


「どうしたら繋げるか」ではなく「なぜ繋げないのか」に目を向けてみましょう。


「繋げない理由があるんだ」と分かれば、無理に手を引っぱるのではなく、 安心できる方法を少しずつ探すといった前向きな対応ができるようになります。


ママの対応が変わることで、お子さんの行動も少しずつ変わっていきます。


実は、自閉スペクトラム症の子どもたちは、脳の感じ方や情報の処理の仕方に特性があります。


だから、「手を繋ぐ」という一見シンプルな行動が、ものすごく難しいことに感じられることがあるんです。


そのために、手を繋ぐと、ギュッとした圧や肌の触れ合いを不快に感じてしまったり、今いる場所から動きたくない、好きな方向へ行きたいという気持ちが強くて、手を繋なぐことがストレスになる。


これは「わがまま」や「しつけが足りない」せいではありません。


お母さんの感じ方とは違う感覚で世界を生きているからこそ、手を繋ぐことひとつとっても、心と体に負担がかかってしまうんです。


自閉スペクトラム症の子育ては、ただ外に出るだけでも一苦労ですよね。


道路、スーパー、公園…どこに行っても「一瞬たりとも目が離せない!」という緊張状態が続きます。


実は“手を繋げる練習”は、おうちの中で始められるんです。


そして、手を繋げるようになると、ママの負担はグッと減ります。


今、手を繋ぐ練習を始めるのは、ママと子どもが安心して外出できるようになるための第一歩。


繋げる時間がちょっとでも増えた!という変化が、ママの心と生活を少しずつ楽にしてくれますよ。


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うちの自閉スペクトラムの娘も、3歳ごろまではまったく手を繋いでくれませんでした。


駐車場では一瞬で走り出し、スーパーでも走り回り、抱っこしようとしてものけぞって床に寝転がる。


そのたびに、「なんでこの子はこんなに言うことを聞かないの?」「他の子はちゃんとママと手を繋いでるのに…」と自分を責めては落ち込んでいました。


毎日がまるで戦場。


外出=緊張の連続で、私はずっと“戦闘モード”でした。


自閉スペクトラムと診断されて、脳の感じ方の違いを知り、娘の行動を変えるためのお母さんの接し方を学んだことで、それからは関わり方を変えました。


家でのスキンシップを増やし、危ない場所で手を繋いでくれたときにしっかり褒めて、少しずつ少しずつステップを積み重ねていきました。


すると、本当に手を繋げる時間がどんどん増えていきました。


そして、ある日玄関を出た時、なんと娘が私に手を差し出して待っていてくれたんです。


その時は、嬉しくて涙が出てしまいました。


あんなに緊張と不安ばかりだった外出が、今では娘と手を繋いで歩くことで、心が通う幸せな時間に変わっています。


手を繋げるようになるには、「手を繋ぐこと=安心楽しいこと」と感じられるように、少しずつステップを踏んで慣れていくことが大切です。


焦らず、子どものペースに合わせて進めてみてください。


①スキンシップで手の感覚に慣れさせる


まずは「手を触られること」に少しずつ慣れるようにします。


おすすめなのは、遊びの中で自然にスキンシップを取り入れること。


たとえば、「いっぽん橋こちょこちょ」の手遊び歌で、手のひらをくすぐるようにすると、遊びながら触れ合えます。


笑顔が見られたら、「楽しいね」と声をかけてあげましょう。


無理に手を握らず、「手に触れること=イヤじゃない」と思える時間を少しずつ増やしていきます。


②危険を感じた時に繋げたら褒める



公園の遊具など、子どもが「ちょっと怖い」「バランスが不安」と感じるタイミングは、手を繋げるチャンスです。


子どもが自分から手を差し出してくれたら、すかさず「繋げたね!」「えらいね!」と笑顔でたっぷり褒めてください。


その積み重ねで、「手を繋ぐと安心できる」と少しずつ感じられるようになります。


③安全と自由を区別して伝える


手を繋ぐことばかりを強制してしまうと、「イヤなこと」と感じやすくなります。


だからこそ、たとえば公園など車の来ない安全な場所では、自由に歩く時間も大切にしてあげてください。


一方で、車道の近くや人混みのある場所では、「ここは手を繋いでいたら通れるよ」「危ないからお手てギュッしようね」と伝えましょう。


納得感があると、子どもは自分で手を差し出してくれるようになります。


④成功体験を重ねていく


少しでも手を繋げたら、「できたね!」と喜び、成功体験を増やしていきましょう。


すぐに長時間繋げるようになる必要はありません。


たとえ3秒でも、手を繋げたらそれは大きな一歩です。


積み重ねるうちに、ふとした瞬間、子どもが自分から手を差し出してくれる日がやってきますよ♪


発達科学コミュニケーション
トレーナー 奥山えりか

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