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知的障害キッズのトイレへの抵抗が和らぐゴールへの見通し
知的障害のある子どものトイトレが思うように進まない…。
そんな悩みを抱えるご家庭は少なくありません。
「トイレ行こうね」と声をかけても、全力で嫌がる。
便座に近づくことさえできない。
ママやパパが根気よく誘っても、うまくいかないと「うちの子、何がそんなに嫌なの?」と不安になってしまいますよね。
実は、子どもが拒否しているのは「トイレそのもの」ではなく、「トイレという空間」や「先の見えない状況」であることが多いのです。
狭くて、暗くて、音が反響するトイレの個室は、大人にとっては何気ない場所でも感覚が敏感な子にとってはとても刺激が強く、ストレスのたまる空間。
さらに、知的障害のある子どもたちは、「見通しが立たない状況」に強い不安を感じやすいという特徴があります。
「これから何が起こるのか」
「どのくらい時間がかかるのか」
「どうなったら終わるのか」
――そういったことがわからないと、不安がどんどん大きくなり、行動そのものを拒否してしまうことがあります。
だからこそ、「あと〇回で終わるよ」「10まで数えたらおしまい」などのように、ゴールが見える工夫をすることで、子どもは「ここまで頑張ればいいんだ」と安心でき、トイレへのハードルがぐっと下がるのです。

季節のタイミングが知的障害キッズのトイトレの成果を引き出す鍵になる
知的障害のある子には“ゆっくり・今から”がカギ。
実は、春から夏にかけては、トイトレを始めるのにぴったりの季節。
寒くて脱がせづらい冬に比べて、衣服の調整もしやすく、体の冷えも気にせずに取り組めます。
知的障害のある子は、「できるようになるまでのプロセス」に時間がかかることがよくあります。
「できることを少しずつ増やす」「苦手を1つずつクリアする」ためには、余裕のあるこの時期からのスタートが理想的です。
今から始めることで、夏の終わりには“トイレに座ることが怖くない”という感覚が身につきやすいですよ。
おうちでの声かけを変えることがことばの育ちにつながります^^
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私が経験した知的障害キッズのトイレ嫌い克服法
私には、最重度の知的障害と身体障害をもつ中学1年生の息子がいます。
トイトレの一番最初の壁は、「トイレに行くこと自体が嫌!」という気持ちでした。
息子に「トイレに行こう」と声をかけると、急に違うことを始めたり、逃げたりしていたのです。
何がそんなにイヤなのか、最初はわかりませんでした。
それでもある時、「個室が怖いのかもしれない」と気づいたのです!
子ども目線で見てみると、音も、においも、空気も、まるで違う。そりゃあ、嫌だよね…と。
そこで私がやってみたのが、「10カウントルール」。
「トイレに行くよ」ではなく、「10数えるだけ頑張ってみよう」と声をかけたら・・・
あんなに嫌がっていたトイレに、すんなり向かえるようになったんです。
そして、便座に座る時間が“あとどれくらいか”が明確になることで、息子の不安も減っていったのか、少しずつ “座ること” が習慣に変わっていきました。

ママが実践する知的障害キッズのトイトレ成功の “10カウントルール” のやり方
やることは、とてもシンプルです。
〇楽しい声かけで誘う
「トイレに行こう」ではなく、「10数えるだけ一緒に頑張ってみようか♪」と、笑顔で伝えます。
“挑戦”ではなく“ゲーム”のように感じさせるのがコツ
〇一緒にトイレに向かう
嫌がってもOK。無理に引っ張らず、「ママと一緒に10だけ行ってみよっか」と寄り添いながら移動。
〇便座に座れたらリズムよくカウント
「いーち、にーい、さーん…」とリズムをつけて一緒に数えます。
〇数えている間に出たらラッキー!出なくても大丈夫。
出たら大げさにほめましょう。
「おしっこできた!すごーい!!」と笑顔で大喜び。
ママの喜びが子どもの“成功体験”になります。
〇出なかったら、褒めて終了
「10数えられたね!えらかったね!」で締めくくります。
出なくても“成功”にすることで、トイレへの苦手意識を減らしていけます。
「できなくて当たり前」をスタートにすることで、子どもは少しずつ自信をつけていけます。

たった10秒。
でも、その10秒を「できたね」と言ってもらえることが、子どもにとっては大きな一歩。
“トイレに座れた” という成功体験が、次の「トイレで出す」につながっていきますよ。
発達科学コミュニケーション
トレーナー 岩村 萌永(いわむら もな)







