予定をしつこく確認するADHDっ子
お子さんが、朝から何回も予定を聞いてくる。
余裕がある時であればいいのですが、時間や心に余裕がない時に聞かれると、疲れますよね。
一日に何度も同じことを聞かれイライラ…
自閉っ子長男の下に、ADHDの次男がいます。
自閉っ子長男はまだ簡単な会話しかできないので、質問ができません。
話してくれるADHDの次男の存在に救われていましたが、疲れているときや余裕がないときに、何回も同じことを聞かれると、イライラすることが増えていきました。
耳から聞いたことが記憶に残らないADHDっ子
何回も同じことを聞くADHDっ子の脳は、聴覚系・記憶系の脳のネットワークが弱く、耳から聞いたことが記憶に定着しにくい状態です。
また、記憶系の脳の発達がゆっくりだと、時間の間隔が希薄なので曜日や時間で区切った行動管理が苦手です。
ADHDっ子にできるママの環境&声かけ
(1)予定をカレンダーに一緒に書き込む
大きめのカレンダーを用意し、お子さんと一緒に予定を書き込みます。
保育園、遊びの予定などを、シールやペンで色分けして目立たせると、視覚が刺激されます。
内容に合わせて「ばぁばとスーパーでチョコ買えるね」「保育園でお誕生会だね」など、突っ込んだ会話をしながら確認すれば、スムーズに記憶が定着します。
(2)記憶は過去のことだけではない
未来の予定を考え準備することも、記憶です。
日曜日の夜に、月曜日からの予定を一緒に確認し、口に出す習慣をつけると、記憶が定着します。
例えば水族館に行く予定だけ話すのではなく「水族館に行く前にコンビニに寄ってお菓子を買って…」というように、前後の流れを意識させるような伝え方をすると効果的です。
お子さんに、未来の記憶を定着させましょう♪
ぜひ、試してみてくださいね。
インスタグラムで、自閉っ子の会話力がぐんぐん伸び情報を発信しています。
ぜひ遊びに来てください★
- ・・ ―― 自己紹介 ―― ・・
- 言葉でやりとりができない自閉っ子の会話力を伸ばす専門家です。自閉症の息子2人(小2・年中)と会話を実現させた元警察官ママ。意思疎通が取れずに苦しんでいる毎日から、会話で「楽に」楽しく過ごせる日がくるまで、全力でサポートします。ついてきてくださいね♪