①喃語期 ことばの発達

重度知的障害で話せないのはなぜ?娘が初めて「おかあちゃん」と呼んでくれた声かけ

2023年11月24日

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重度知的障害の子が話せない理由は3つあります。発話の脳の発達・かんしゃくの影響・療育時間の不足です。5歳で初めて「おかあちゃん」と話した娘の実体験をもとに、家庭でできる声かけのポイントも解説します。

なぜ言葉が話せないの?重度知的障害・自閉症と診断されネットサーフィンをする日々

重度知的障害の子が話せない理由は、大きく3つあると言われています。


「発話の脳の発達」
「かんしゃくの影響」
「療育時間の不足」


です。


娘も5歳まで言葉が出ず、不安でいっぱいでしたが、この3つに合った関わりを続けて、初めて「おかあちゃん」と話してくれました。


この記事では、原因の解説だけでなく、家庭でできる声かけや、つまずきやすいポイントもわかりやすくまとめています。


我が家の長女(現在:6歳・年長)は、2歳半に重度知的障害を受け、4歳半の療育施設での定期検診で「自閉症」という診断も加わりました。


5歳になっても、「あー」「うー」「あだ」などの喃語ばかりで、意味のある言葉はひとつも出ていませんでした。


おしゃべりができない娘は、自分の思ったことが伝わらないとすぐにかんしゃくを起こし、なりふり構わず転がり、泣きじゃくりました…


保育園の送迎、公園、買い物、通院など外に出なければいけない状況では、かんしゃくを起こさないように細心の注意を払って対応する日々


かんしゃくが起きてしまった時は、周りの目が怖くてすぐに抱っこしてその場から逃げていました。


娘の言葉は一生出ないんだろうかと当時は「言葉が出ない 自閉症」「おしゃべりしない 自閉症」などインターネットで検索ばかり。


仕事の部署異動で忙しくなった私のイライラが伝わってしまい、さらにかんしゃくが激しくなる長女。


かんしゃくへの対応がわからず、私も夫も言い合うことが多くなり、家庭崩壊しかけていました…



そんな時に発達科学コミュニケーション マスタートレーナー 今川ホルンさんのInstagramに出会いました。


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言葉が話せない原因は?

ホルンさんのInstagramやメルマガを読んで、藁にもすがる思いで個別相談を申し込み、発達科学コミュニケーションの受講を開始しました。


そこで自閉症の子どもたちの言葉が話せない理由は、以下の3つであることを学びました。

① 発話の脳が育っていない

言葉が話せない原因として1つ目は、「発話の脳が育っていない」ことが挙げられます。


発話は脳の前頭葉にある運動性の言語野が大きく関係します。しかし、知的障害や自閉っ子の脳は発達がゆっくりで、言葉の理解力や表出力(おしゃべりする力)が未熟な状態であることが多いです。


そのため、周りの人に言われたことを理解できない、その言葉を理解していないから表出(おしゃべり)することができないのです。

② かんしゃくがある

言葉が話せない原因の2つ目は、「かんしゃくがある」ことです。


かんしゃくが起きているときは、脳の中心にある感情をコントロールする部分が暴れている状態です。そのため、感情がたかぶっている時は何を伝えても脳に伝わっていきません…


感情の脳が落ち着かないと、お母さんがどんなに言葉のシャワーを浴びせても言葉の脳には届かないため、言葉の理解も表出も進まないのです。

③ 圧倒的に療育の時間が足りていない

言葉が話せない原因の3つ目は、「圧倒的に療育の時間が足りていない」ことです。


我が家は1歳半に療育施設を受診しましたが、「まだ1歳半でリハビリって可哀想だから様子を見ましょう」と言われました。発達ゆっくりちゃんなのは理解しているし、仕事を休んで療育通うの大変だし、と思い、私も先送りにすることを選んでしまいました。


いま思えば、「様子見しよう」という言葉を鵜呑みにせず、早くから療育を始めていたらもっと言葉を伸ばせていたんじゃないか、と後悔しています。


実際に作業療法のリハビリ(OT)を始めたのは2歳半の頃でした。


約3年、月1(50分)で片道40分かかる療育施設に有休を使って通いましたが、全然子どもの発語にはつながりませんでした。


そのため、もう長女とは一生おしゃべりできないんだな、と諦めていました。




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自閉症娘から念願の「お母ちゃん」が聞けた!「たった1つ」のママ対応

私が子どもの言葉を引き出すために徹底的に実践したことは、肯定8割の声かけにしたことです!


まずは、子どもと接することが1番多いお母さんが日々の声かけを「肯定8割」に変えて、子どもかんしゃくを起こさず素直に行動できる環境を作ることが大事。


しかし私自身、最初は「肯定8割」が修行のようで辛かったです…だって「良いこと」をやっていないのにどうやって褒めるんだ??という感覚でした。


ですが、「肯定8割」は「褒める」だけではないんです。


目の前で子どもがしているたわいもないことを言葉にしてちょこちょこ伝えるだけ(実況中継)。これも肯定になるのです。

「あ、ママ私のこと見てくれている!」「こうしたら見てくれるかな?」など、子どもの「ママ大好き!」という気持ちをどんどん活用していきました!


肯定的な声かけを続けて1ヶ月頃には長女のかんしゃくが少なくなり、積極的に素直に行動してくれることが多くなったのです。



そして、受講から4〜5ヶ月たった頃、明瞭ではないですが長女に「おかあちゃん」と呼ばれたのです!


「え??いま何て言いました??」と、5秒くらいフリーズしてからようやく「いまおかあちゃんって言ったよね!?」と叫びながら娘を抱きしめました。


娘もとても嬉しそうに笑っていたので、私に伝わって嬉しかったのだと思います。


今では、扉に「開け!」と言ったり、私に「おいで^^」と言いながら手招きしてくれるようになり、長女が言葉で表現できることが増えてきて、コミュニケーションがとても楽しくなってきました。


一度は諦めた娘とのおしゃべりですが、今はこれから娘がどんな言葉を喋れるようになるのかワクワクしています!


私はこれからも娘を1番成長させるお母ちゃんになってみせます!


お子さんとのおしゃべりを諦めてしまったお母さんへ
お母さんが諦めずにお子さんと接することで、お子さんとのおしゃべりが楽しめる日が来ることを信じて進んでいきましょう!


・・ ―― 自己紹介 ―― ・・
知的障害キッズのことばを伸ばす専門家です。知的障害のある自閉症の7歳娘を育てるお母さんです^^
ことばが出ず、すぐに癇癪を起こし外出先での疎外感で辛い日々から、子どもとのおしゃべりもお出かけも全力で楽しめる未来を一緒に叶えていきましょう!
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